『天使にラブ・ソングを…』金ローで今夜!色あせない名曲の数々
ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『天使にラブ・ソングを…』が今夜9時から日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送される。劇中に登場する修道院の聖歌隊が歌う美しいコーラスが印象的な名作だ。
1992年にアメリカで公開されてスマッシュヒットを記録し、翌1993年に日本でも大ヒット。公開から30年近く経過しても根強い人気を誇っており、「金曜ロードSHOW!」が番組公式サイトで行なった視聴者が一番見たい映画のリクエスト募集によって今回の放送が決まった。
ウーピーによる唯一無二のコミカル演技はもちろん、『ハリー・ポッター』シリーズのマクゴナガル先生役で知られるマギー・スミス、『パルプ・フィクション』に登場する殺害現場の掃除屋“ザ・ウルフ”役のハーヴェイ・カイテルら共演者の演技も絶妙。パッとしないクラブ歌手が殺人現場を目撃したために修道院に身を隠し、そこで聖歌隊のリーダーに任命されるというストーリーも秀逸だ。
ウーピーふんするデロリスが“シスター・メアリー・クラレンス”となって最初に聞いた聖歌隊の歌は聞いていられない下手くそなものだったが、「反乱」が起きてデロリスがリーダーになると、その歌は次々に人々を動かしていく。映画を彩る個性的なシスターたちの歌声に引き込まれ、観ると元気が出るコメディーに仕上がっている。
ちなみにデロリスと友情を育む若き修道女の一人シスター・メアリー・ロバートを演じたウェンディ・マッケナは現在61歳。演技学校の講師をするかたわら、2013年に低糖で乳製品を使用しないフルーツや野菜由来のアイスキャンディーなどを扱う「Ruby Rockets(ルビー・ロケッツ)」を創設し、自身のInstagramでは変わらぬ美貌を披露している。(編集部・海江田宗)