『ジャスティス・リーグ』幻のディレクターズ・カット版、2021年配信決定!
DC映画『ジャスティス・リーグ』を途中で降板したザック・スナイダー監督が当初構想していた、同作のディレクターズ・カット版(通称:スナイダー・カット)が、動画配信サービス「HBO Max」で2021年に配信されることが決定した。現地時間20日に行われた『マン・オブ・スティール』オンライン鑑賞会後のQ&Aで、スナイダー監督が発表した。
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『ジャスティス・リーグ』はバットマン、ワンダーウーマンらDCコミックスのヒーローたちが集結した最強チームの活躍を描くアクション。当初メガホンを取っていたスナイダー監督は、娘の死去を理由に途中で降板(編集には関わらなかったものの、映画には監督としてクレジットされた)。後任として『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が作品を仕上げたが、全世界興行収入は6億5,792万4,295ドル(約723億円)にとどまる結果で、映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」では40%という厳しい評価を受けた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
ディレクターズ・カット版の存在については、これまで様々な情報が飛び交い、世間で話題となっていた。また、ワンダーウーマン役のガル・ガドットや、バットマン役のベン・アフレックが「#ReleaseTheSnyderCut(スナイダー・カットを公開しろ)」というハッシュタグをTwitter上で投稿したり、スナイダー監督もディレクターズ・カットの文字の入ったフィルム缶の写真をSNSで公開していた。
スナイダー監督は「アーティストを支持し、真のバージョンを実現化させてくれた、HBO Maxとワーナー・ブラザースの勇気ある行動に感謝します。また、『スナイダー・カット』運動に参加し、現実させてくれた人たちにも感謝を申し上げます」と米ワーナーメディアを通して声明を発表している。
ディレクターズ・カット版の配信日は未定。「HBO Max」は今月27日よりローンチ予定となっている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・倉本拓弥)