福岡中洲大洋映画劇場、22日から営業再開へ
新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府からの緊急事態宣言を受けて営業を休止していた福岡県福岡市の映画館・福岡中洲大洋映画劇場が、5月22日より営業を再開する。
営業再開にあたり、同劇場では感染症対策として受付にアルコール消毒を用意し、チケット売場や売店には飛沫感染防止のためのビニールカーテンを設置、金銭やチケットの受け渡しはコイントレイを使用する。チケットはもぎらず提示で確認する形とし、手すりや扉などの定期的な消毒を実施。従業員も出勤時に検温を行い、勤務中のマスク着用と定期的な手洗い・消毒を実施するほか、随時劇場内を換気。座席やロビーソファは間隔を空けて着席するようにお願いしている。
さらに、エレベーターの利用は3名までとするほか、チケット売場では非接触型の体温計で検温を行い、37.5度以上の人や体調が優れない人は入場を断る場合もあるとのこと。来場者に向けて、「チケット売場では、密集を防ぐため、お二人までのご入場とさせていただきます。お並びいただく際は、一定間隔を空けていただきます」「ご来場の際は、原則すべてのお客様にマスク着用をお願いいたします」と呼びかけている。
しばらくの間、チケットは当日券のみの販売となる。再開初日の22日には、『パラサイト 半地下の家族』『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』『心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-』『ミッドサマー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(午前十時の映画祭10+)などが上映される予定。なお、当面の間はレイトショー(夜20時以降の上映)は休止するとのこと。(編集部・吉田唯)