林遣都が一人三役で三つ子役!“ソーシャルディスタンスドラマ”放送決定
林遣都が一人三役に挑むドラマ「世界は3で出来ている」がフジテレビ系にて6月11日よる11時より放送されることが明らかになった。
リモートによる打合せと密を避けての撮影によって制作されたという本作は、プロデュース・演出を手掛けた中江功が「ソーシャルディスタンスドラマ」と名付ける、新しい生活様式により誕生した新ドラマ。唯一の出演者である林は、商事会社勤務・望月勇人、会計士・望月泰斗、茨城在住の農園経営・望月三雄という一卵性の三つ子を演じ分ける。中江と林のタッグはフジテレビ開局60周年記念スペシャルドラマ「教場」に続いてとなる。
亡き父のコネで入社したお調子者の勇人は落ちこぼれのサラリーマンで、会社を辞めたいと思っていたところに緊急事態宣言が発令。テレワークやオンライン会議など仕事環境が一変して3か月、宣言が解除されたある日、勇人を案じていた兄の泰斗と弟の三雄がやってくる……という物語が描かれる。脚本を連続テレビ小説「スカーレット」などの水橋文美江が担当している。
企画意図について、中江は「今回の予期せぬ状況下においても知恵と工夫を凝らし、さまざまなリモートによるドラマ作品が生み出されてきました。それらに取り組まれた方々の志、思いに感銘を受けたのが始まりです。“今だから”というよりは、“これから”を念頭に、『緊急事態宣言』解除後の“新しい生活様式”、“ソーシャルディスタンス”を守った上で、どうすれば脚本に描かれた世界を撮影できるかを考えました。ジェームズ・キャメロンのように ウイルス対策が功を奏したニュージーランドで撮影するか、トム・クルーズのようにISS(国際宇宙ステーション)で撮影するか、林遣都さんに三役やっていただくか、の三択で林遣都さん三役を選びました」と明かしている。(編集部・大内啓輔)
ドラマ「世界は3で出来ている」はフジテレビ系にて6月11日よる11時~11時40分放送