横浜シネマリン、6月1日より営業再開 大林宣彦監督作を追悼上映
神奈川県横浜市のミニシアター・横浜シネマリンが、緊急事態宣言の解除を受け、6月1日より営業を再開する。
営業再開にあたり、劇場では新型コロナウイルス感染・拡散防止対策を実施。座席数を当面の間36席に制限し、1列3人程度の間隔を空けて着席するようにお願いする。来場者はマスク着用とし、入退館時には入り口で手指の消毒を呼びかける。劇場内でのアルコール摂取及びお菓子類を含む食事は禁止し、ブランケットやクッションの貸出も中止する。
劇場の取り組みとして、スタッフのマスク着用、受付に飛沫感染防止のアクリル板を設置、釣銭トレイを使っての金銭の受け渡しなどを行う。シアター内は常時換気し、空気清浄機も作動させる。休憩時間には扉を開放し、空気の入替を行うほか、来場者が直接触れる部分の消毒を定期的に実施していく。
6月1日からの上映作品には、『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』『馬三家からの手紙』『星屑の町』『アリ地獄天国』(再上映)、『どこへ出しても恥かしい人』(再上映)がラインナップされている。また「追悼 大林宣彦監督」と題して、4月に亡くなった大林宣彦監督の代表作3本(『時をかける少女』『ねらわれた学園』『青春デンデケデケデケ』)も上映する。(編集部・倉本拓弥)