ジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』6月5日に公開決定!
インディペンデント映画界の雄ジム・ジャームッシュ監督が初めてゾンビ映画に挑んだ『デッド・ドント・ダイ』の新たな全国公開日が6月5日に決定した。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、4月3日の公開が延期になっていた。また今回の決定に伴い、同作に出演するビル・マーレイとティルダ・スウィントンによる、日本に向けたメッセージ動画も公開された。
『デッド・ドント・ダイ』は、アメリカの田舎町センターヴィルを舞台に、次々と死者が蘇るゾンビ騒動に巻き込まれた、小さな警察署の面々と住民の姿を、オフビートな笑いを交えて描くゾンビ映画。ジャームッシュ監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイと『パターソン』のアダム・ドライヴァーがどこか気の抜けた警官コンビを演じ、ティルダ・スウィントンも、刀をふるってゾンビをなぎ倒す謎の葬儀屋ゼルダ役で出演している。
延期に伴い、ファンの間でもSNSなどで公開を待ちわびる声が寄せられていた本作も、ようやく日本公開。延期前の3月の先行公開決定時にジャームッシュ監督は「安全には気をつけて! 危険を犯さず、くれぐれも常識的に、そしてクールに!」「こんな時期だからこそ、自分自身、そしてお互いに気を遣い、大切にしよう」と日本にメッセージを送っている。
延期前に購入した前売券(ムビチケオンライン券/ムビチケカード)は、延期後の上映にも使用可能。現在、配給会社ロングライド公式オンラインストアでは、6月4日まで、本作の特典付きムビチケカードも販売している。(編集部・入倉功一)