埼玉のシネティアラ21、6月1日から営業再開
緊急事態宣言の発令に伴い営業休止となっていた埼玉県熊谷市にある映画館・シネティアラ21が、映画館に対する休業要請の解除を受けて6月1日から営業を再開させる。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同館では館内設備や備品を定期的に清掃・除菌し、適切な換気と温度の調整を行っていく。また、座席は原則前後左右の間隔を空けて当日分のみ販売することに。チケット、売店レジなどには飛沫防止のためのアクリル板を設置し、金銭のやり取りの際にはコイントレイを使用、入場時のチケットもぎりを廃止して目視による確認とする。
さらに、従業員はマスクの着用と検温と手指のアルコール消毒を実施。ブランケットとチャイルドシートの貸出サービスは当面の間中止、トイレのハンドドライヤーの使用も中止するなど、さまざまな対策に取り組む。
利用者には来館前に検温などの体調管理やマスクの着用をお願いしているほか、「咳や発熱など風邪に似た症状がある方、体調に不安がある方、2週間以内に感染拡大地域への往来がある方はご来場を控えていただきますようお願いいたします」「手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットのご協力をお願いいたします」「整列時や入退館時のソーシャルディスタンスの確保など、感染予防および拡散防止に可能な限りご配慮ください」と呼びかけている。(編集部・吉田唯)