『狼男』新作映画が始動!ライアン・ゴズリングが主演交渉中
米ユニバーサルが、クラシックモンスター・狼男を描く新作映画を企画しているとVarietyが独占で報じた。現在『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングが、主演候補として交渉に入っているという。
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『狼男』は満月の夜になると、凶暴な狼男に変身してしまう男の姿を描いた傑作ホラー。1941年にジョージ・ワグナー監督が発表した後、リメイク版も製作された。ユニバーサルは当初、狼男を現代に蘇らせる新作を「ダーク・ユニバース」(往年のモンスター映画をリメイクするプロジェクト)の1本として企画していたが、ユニバース第1弾『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が興行的に失敗したことで、企画は消滅していた。
しかしユニバーサルは、今年2月に全米公開された『透明人間』が全世界興収1億2,291万4,050ドル(約135億円)の特大ヒットを記録したことを受けて、企画を前進。現代を舞台に『ナイトクローラー』のようなトーンの作品を目指しており、脚本にはドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のレベッカ・アンジェロとローレン・シューカー・ブラムが起用された。監督は近日中にも決まる予定で、候補にはヒュー・ジャックマン主演のコメディー『バッド・エデュケーション』を手掛けたコリー・フィンリー監督の名前が挙がっている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・倉本拓弥)