「ごくせん」クマ役の脇知弘、皆でワンワン泣いた思い出
本日(6月3日)第1話が放送される「ごくせん 2002 特別編」で不良グループの“クマ”役で出演していた脇知弘が、18年前の撮影現場を「3年D組の仲間達とは本当仲良しだったよ ドラマのクランクアップの時なんか皆でワンワン泣いたしね」と自身のブログで振り返っている。
本作は、森本梢子の漫画に基づき、任侠集団の祖父に育てられた熱血高校教師“ヤンクミ”こと山口久美子(仲間由紀恵)と問題児たちの交流を描く青春ドラマで、2002年、2005年、2008年の3シーズンにわたって放送。社会現象を巻き起こし、2009年の映画版も大ヒットを記録した。熊井が演じていたのはヤンクミが受け持つ白金学院高校3年D組の生徒・熊井輝夫(通称クマ)。
演じる脇はブログで、「当時22歳か~ あの頃は本当の高校生活みたいだったな~ ボンタンに短ランに赤Tシャツ着ちゃってさ」と撮影当時に思いを巡らせ、40歳の幸せな現在を報告すると共に「子供達まだ『ごくせん』観たことないので観せるの楽しみや~」とも。
クマは、教師を殴って前の学校を退学になったという札付きの不良・沢田慎(松本潤)率いるグループのメンバーで、内山(小栗旬)、南(石垣佑磨)、野田(成宮寛貴)らとつるんでいる。第1話では、教頭の猿渡(生瀬勝久)が管理していた模擬試験の受講料50万円が無くなる事件が発生し、50万円の入った集金袋らしきものを持って繁華街をウロつく熊井を見たという情報が教頭の耳に入ったことから、クマが退学の危機に陥る。
2000年放送の「池袋ウエストゲートパーク」ではカラーギャング集団「G-Boys」のメンバーを演じていた脇だが、「ごくせん」では金髪の丸刈り姿で鮮烈な存在感を放っていた。(編集部・石井百合子)