妖怪人間ベラが女子高生に!森崎ウィン、emmaら出演の実写映画9月公開
人間になれないダークヒーロー・トリオを描くアニメ「妖怪人間ベム」のベラに焦点を当てた実写映画『妖怪人間ベラ』が、9月11日より公開されることが11日、明らかになった。ベラを女子高生の設定で描くオリジナルストーリーで、ベラに狂わされていく主人公に先ごろ「MORISAKI WIN」名義でメジャーデビューを発表した森崎ウィン、ベラ役にモデルのemmaが決定。セーラー服姿のベラをとらえたポスタービジュアルも公開となった。
1968年から1969年にかけて放送されたテレビシリーズをはじめ、実写ドラマ、映画など度々映像化され、秋には新作テレビアニメの劇場版も控える「妖怪人間ベム」。本作では、「妖怪人間ベム」の幻の最終回を見て衝撃を受けて以来、ベラ(emma)を執拗に追う広告代理店の新田(森崎)、とある高校に転校してきたベラのスクールライフなどが描かれる。
ベラの同級生に吉田凜音、桜田ひより、新田の後輩に清水尋也、新田の家族に堀田茜、吉田奏佑、ベラの行方を追う探偵に六角精児がふんする。監督は、映画『貞子3D』シリーズや『未成年だけどコドモじゃない』などの英勉。主題歌は、3人組ロックバンド・BREAKERZの「BARABARA」に決定した。
「妖怪人間ベム」のベラの仲間、ベム、ベロの登場については明らかになっていない。(編集部・石井百合子)
『妖怪人間ベラ』は9月11日より池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマほか全国順次公開
【ストーリー】
後輩の篠原弘樹(清水尋也)と渋々訪れた廃墟で偶然にも幻の最終回を目にしてしまう。その予想もしなかった衝撃の結末に狂いそうになる新田!彼女が街に現れたのはちょうどその時だった……。転校先の学校でも周りとは明らかに違う雰囲気を持ちながら物静かなベラ(emma)はいつも一人ぼっち。でも独特な美貌の持ち主である彼女に興味を抱いた同級生の牧野沙織(桜田ひより)はすぐに仲良くなろうと近づく。しかし同じ学校の人気者・綾瀬莉子(吉田凜音)のファンでもある彼女の精神は得体のしれない狂気にむしばまれながら病んでいく。一方執拗にベラを追う新田も徐々に狂気的な行動が目立つようになり、次第に家族の鮎美(堀田茜)や陽太(吉田奏佑)との間にも不穏な空気が流れるようになっていく。そんな夫を不安に思った鮎美は探偵の霧島(六角精児)に調査を依頼するも、常に異常なまでに冷静沈着でいる霧島。そしてやがて訪れるベラとの出会い。霧島の真の目的。ベムとベロの行方。果たして幻の最終回が意味するものとは……。