カリフォルニア・ディズニーランド、65周年の開園日に営業再開へ
現地時間10日、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて閉園している、カリフォルニア州アナハイムの「ディズニーランド・リゾート」の段階的な再開計画を Disney Parks Blog を通じて発表した。
同社パーク部門によると、州や地元政府の認可が正式に降りた場合、65年前にディズニーランドが開園した7月17日から、2つのテーマパーク、ディズニーランド・パークとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークを再開。さらに、7月23日から2軒のディズニー直営ホテル、ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパとディズニー・パラダイス・ピア・ホテルを再開する。ショッピングエリアのダウンタウン・ディズニーは7月9日から再開となる。
営業再開にあたって感染防止策など衛生対策を強化するほか、当面の間は、パレードや夜のエンターテインメントショーなど、大人数が集まるイベント等も休止となる。グリーティングなどの接触を伴う体験も一時休止されるが、同社では「新しい方法でキャラクターは登場し、ゲストをお迎えします」としている。
また、ゲストが十分なソーシャルディスタンスを取れるように、新たな事前予約システムを導入してパークの来園者数を制限。年間パスポート保持者や既にチケットを購入している場合も、事前予約は必要となる。予約方法等の詳細は追って発表。再開に向けて歩みはじめた同社は 「世界中の人々からそして幅広い年齢層に愛され親しまれているカリフォルニアディズニーランド。ウォルト・ディズニーが想い描いた『過去や未来、そしてファンタジーが詰まった夢の世界」は65年の時を経て、現在も続いています』としている。
フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートについても、7月11日から段階的に営業を再開する予定。日本の東京ディズニーランド/ 東京ディズニーシーは、政府の緊急事態宣言解除後も両パークの臨時休園を継続している。(編集部・入倉功一)