コックピットで進行するハイジャック映画、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演作の予告編公開
映画『(500)日のサマー』『ザ・ウォーク』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演を務め、航空機パイロットの目線からハイジャック事件を描く新作映画『7500(原題)』の予告編が、同作を北米で配信する米 Amazon Prime Video のYouTubeチャンネルで公開された。
『スノーデン』(2017)以来となる主演作でジョセフが演じるのは、民間航空機の若き副機長トビアス。ある日、ベルリンからパリへのフライト便に搭乗した彼は、いつものように業務をこなしていたが、離陸直後にナイフで武装した集団が操縦席を強襲、機長が重傷を負ってしまう。
辛くもコックピットを閉鎖するトビアスだが、ハイジャック犯たちは、乗客の命と引きかえに操縦席へのドアを開けるように要求してくる。同機のフライトアテンダントのなかには、トビアスとの子供がいるガールフレンドも。テロリストに屈するわけにはいかないなか、乗客と大切な人の命を人質にとられた、トビアスの奮闘が描かれる。
コックピットに閉じこもった主人公の目線からハイジャック事件を描くという、ユニークな設定の本作。ジョセフの迫真の演技を堪能できる一本になりそうだ。監督・共同脚本は、短編『エヴリシング・ウィル・ビー・オーケイ(英題) / Everything Will Be Okay』が第88回アカデミー賞の短編実写映画賞にノミネートされたパトリック・ボールラス。北米では、6月19日から配信予定となっている。(編集部・入倉功一)