ジム・キャリー節炸裂!実写『ソニック』で強烈キャラ
ジム・キャリーが、映画『ソニック・ザ・ムービー』(公開中)で憎々しくも、魅力あふれる悪役ぶりを披露している。
山寺宏一、ジム・キャリーの強烈キャラを怪演!『ソニック・ザ・ムービー』吹き替え映像【動画】
本作は、日本生まれの大人気ゲームキャラクター、青いハリネズミのソニックが主人公。故郷を離れ、遠い地球にやってきたソニックが、彼の持つスーパーパワーを狙う悪の天才科学者ドクター・ロボトニックに立ち向かうさまを描く。
同作でジムは、IQ300以上の頭脳を駆使して、ソニックを狂気的に追い詰めるドクター・ロボトニックを演じている。一度見たら忘れられないヒゲのビジュアルはインパクト大。ジムの代表作の一つである『マスク』を彷彿させるような、絶妙な変顔とマシンガントーク、独特過ぎるダンスを披露しており、強烈な存在感を放っている。
ジムといえば、『マスク』『ジム・キャリーはMr.ダマー』『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』などハイテンションで浮世離れした役から、『トゥルーマン・ショー』『エターナル・サンシャイン』といった作品でシリアスな役までこなす演技派として知られる存在。
そんなジムがドクター・ロボトニックを演じることになり、この非現実的なキャラクターをどのように表現するか苦戦していた監督のジェフ・ファウラーは心躍らせたという。「ジムは頭がよくて、面白くて、本当に独創的だ。彼はキャラクターを自分のものにしてくれた」と語るように、ジムの意見を取り入れて、現代的で現実的ながら、浮世離れしたドクター・ロボトニックを作り上げていった。
なお、日本語吹替え版のドクター・ロボトニックは、山寺宏一が担当している。(編集部・梅山富美子)