「エール」鉄男を演じるイケメン子役!込江大牙に再注目
連続テレビ小説「エール」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)に村野鉄男(子ども時代)役で出演している込江大牙(こみえたいが)。第1週から再放送が行われている現在、改めてイケメン子役に注目してみたい。
「エール」は、作曲家・古山裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の夫婦が昭和の時代を音楽とともに生きる姿を描く物語。裕一の幼なじみである鉄男は、魚屋「魚治(うおはる)」の長男で、父親の仕事を手伝って魚を売り歩いている。けんかが強く近所のガキ大将である一方、詩を愛する優しさも持ち合わせている。
そんな鉄男の幼少時代を演じている込江は、2009年1月5日生まれの11歳。初登場時から、その端正なルックスと落ち着いた演技に熱い視線が集まっていた。込江は最近では、映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の横浜流星ふんする久我山玲苑や、『シグナル100』の瀬戸利樹ふんする和田隼の幼少期役を務めた経験を持つ。ほかにも特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」などの話題作にも出演している。
朝ドラ出演について「初の朝ドラでうれしくて、さけびたくなりました!」と元気にコメントを寄せる込江。大人になった鉄男を演じる中村蒼とは時代劇「赤ひげ」(2017、NHK BS プレミアム)で共演しており、「やさしく、イケメンで男らしい人だと思いました」と印象を明かす。撮影についても「がんばったことは、方言の練習です。いつもと違うしゃべり方で感情を表すのが難しかったです。楽しかったことは、子ども時代のみんなと仲良くなれて、ごはんを一緒に食べたり、話したことです」と感想を語っている。
鉄男はのちに作詞家となり、幼なじみの裕一や久志とともに「福島三羽ガラス」と呼ばれて人気を博すことになる。この再放送を機に、実力派の子役たちによる絶妙なアンサンブルを再び味わっておきたい。(編集部・大内啓輔)