「愛の不時着」が1位!2020年上半期ドラマ満足度ランキング、Filmarksが発表
映画とドラマのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が、2020年上半期ドラマ満足度ランキングを発表し、海外ではNetflixで配信中の韓国ドラマ「愛の不時着」、国内ではテレビ東京1月期に放送された「コタキ兄弟と四苦八苦」がそれぞれ1位に選出された。
同ランキングは、2020年6月30日時点のレビュー数が700件以上投稿されている海外・国内ドラマが対象。2020年1月1日から6月30日までの間に国内で放送・配信されたドラマの中から、各ユーザーが★の数(5.0点満点)で評価したFilmarksのデータをもとに算出している(スコアは2020年6月30日時点のもの)。
海外ドラマの満足度第1位は、ドラマ「シークレット・ガーデン」などのヒョンビンと2005年に日本で空前のヒットを記録した映画『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンが共演するラブストーリー「愛の不時着」。北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)と、パラグライダー事故で北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)の許されぬ恋の行方をシリアスかつコミカルに、多彩なタッチで描いた。2位と3位も同じくNetflixで配信中の作品。2位は、セラピストの母をもつ高校生を主人公にしたコメディー「セックス・エデュケーション」のシーズン2。3位は、スペインの造幣局に立てこもった強盗団を描く「ペーパー・ハウス」シーズン4。ネット上などで話題のパク・ソジュン主演の復讐劇「梨泰院クラス」は6位だった。
国内ドラマの満足度1位は、現在TBS系ドラマ「MIU404」が放送中の野木亜紀子が脚本を手掛け、名バイプレイヤーの古舘寛治、滝藤賢一が兄弟役でダブル主演した「コタキ兄弟と四苦八苦」。8年ぶりに再会した無職の中年兄弟が、ひょんなことから「レンタルおやじ」を始める物語で、芳根京子、宮藤官九郎らが共演。市川実日子、門脇麦、樋口可南子、小林薫らがゲスト出演した。
2位は、竹内涼真主演のTBS日曜劇場「テセウスの船」。視聴者の間で犯人捜しが盛り上がり、原作と異なるラストも話題に。3位は吉高由里子主演の日本テレビ系ドラマ「知らなくていいコト」。柄本佑が演じたカメラマン・尾高が人気を博し、終了後“尾高ロス”が叫ばれたほか、ヒールに徹した重岡大毅(ジャニーズWEST)の怪演も注目を浴びた。4位には、FOD(フジテレビオンデマンド)、Amazon Prime Video で配信された現代版「東京ラブストーリー」がランクイン。主人公・永尾完治に伊藤健太郎、ヒロインの赤名リカに石橋静河がふんした。
ランキングは下記の通り。(編集部・石井百合子)
■海外ドラマ満足度(スコア)ランキング
1位:「愛の不時着」(4.58)
2位:「セックス・エデュケーション シーズン2」(4.42)
3位:「ペーパー・ハウス シーズン4」(4.41)
4位:「ハリウッド」(4.28)
5位:「キングダム シーズン2」(4.26)
6位:「梨泰院クラス」(4.22)
7位:「ノット・オーケー」(4.07)
8位:「13の理由 シーズン4」(3.903)
9位:「人間レッスン」(3.897)
10位:「ロック&キー」(3.895)
■国内ドラマ満足度(スコア)ランキング
1位:「コタキ兄弟と四苦八苦」(4.00)
2位:「テセウスの船」(3.81)
3位:「知らなくていいコト」(3.802)
4位:「東京ラブストーリー」(3.797)
5位:「恋はつづくよどこまでも」(3.794)
6位:「いいね!光源氏くん」(3.76)
7位:「死にたい夜にかぎって」(3.74)
8位:「来世ではちゃんとします」(3.70)
9位:「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ 新シリーズ」(3.59)
10位:「美食探偵 明智五郎」(3.48)