ブラッド・ピット、伊坂幸太郎「マリアビートル」ハリウッド映画化で主演
ブラッド・ピットが、ベストセラー作家・伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をハリウッドが実写化する『バレット・トレイン(原題) / Bullet Train』で主演を務めると、The Hollywood Reporter ほか各メディアが報じた。
2010年に角川書店より発行された「マリアビートル」は、生田斗真主演で実写化もされた「グラスホッパー」の続編。東京発盛岡行きの東北新幹線を舞台に、殺し屋たちが壮絶なバトルを繰り広げる。ハリウッド映画版の監督には、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチが就任。同サイトは、ブラッドがレディバグ(てんとう虫)と呼ばれるアメリカ人のヒットマンを演じると報じている。
ブラッドは、デヴィッド監督作『デッドプール2』にカメオ出演。デヴィッド監督は『オーシャンズ11』『Mr.&Mrs.スミス』でブラッドのスタントダブルを務めるなど、二人は長きにわたって信頼関係を築いてきた。『バレット・トレイン(原題)』は『スピード』(キアヌ・リーヴス主演)や『フライト・ゲーム』(リーアム・ニーソン主演)のようなトーンのアクションスリラーになると言われており、ヒットマンにふんしたブラッドが、デヴィッド監督仕込みの本格アクションに挑むことになりそうだ。
制作は米ソニー・ピクチャーズが担当。車内が主な舞台であり、新型コロナウイルス感染防止対策をとった上で撮影が進めやすいことから、ソニーは今秋の撮影開始を視野に入れているという。(編集部・倉本拓弥)