菅田将暉×石崎ひゅーい×亀田誠治が「糸」をカバー!映画のメイキングSP映像も公開
菅田将暉、石崎ひゅーい、亀田誠治がタッグを組み、中島みゆきの名曲「糸」をカバーすることが明らかになった。あわせて同楽曲が映画『糸』のエンディングソングとして使用されることも決定し、楽曲を収めた映画のメイキングスペシャル映像も公開された。
菅田将暉×石崎ひゅーいの歌声も!『糸』メイキングスペシャル映像
映画『糸』は、糸を人に見立てて男女の出会いの奇跡と絆の大切さを歌った「糸」をモチーフとした感動の物語。北海道、東京、沖縄、シンガポールを舞台に、平成元年に生まれた男女が出会い、別れ、再びめぐりまでの18年間が描かれる。主演を菅田とともに小松菜奈が務め、共演には榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙らが名を連ねる。監督は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などの瀬々敬久。
今回、本作で主演を務める菅田、菅田とは旧知の仲で今作で映画初共演を果たした石崎、初めて本格的な映画音楽を担当した亀田の3人が意気投合し、「糸」をカバーすることが決定。菅田と石崎が歌唱と演奏、亀田がトラック・ミックスを担当している。このカバー曲は瀬々監督の熱望により映画のエンディングソングとしても起用されることが決まり、7月17日から各種ストアにて配信リリースも行われる。
また、YouTubeにて『糸』メイキングスペシャル映像(BGM:菅田将暉×石崎ひゅーい)も公開となり、二人の歌声にのせて映画の撮影裏を垣間見ることができる。
さらに、配信・公開に先駆けて7月10日から関東、関西、名古屋など一部地域で流れるトヨタホーム新CMソングとしてもタイアップが決定。8月10日には「CDTV ライブ!ライブ!」 の4時間スペシャル(TBS系、よる7時~10時57分)で菅田と石崎が「糸」を歌唱する予定となっている。(編集部・大内啓輔)
映画『糸』は8月21日より全国公開
亀田誠治 コメント
多くの人に愛され、時を超えて歌い継がれる名曲「糸」。
「糸」は不思議な力を持つ曲で、聴くたびに、歌うたびに、自分の心の奥からさまざまな思いがこみあげてきます。
菅田将暉さんの歌う「糸」(たしかギターの弾き語りでした……)を初めて聞いた瞬間、僕には、菅田将暉という一人の人間のまっすぐな心の声が聞こえてきました。それを菅田さんが日頃からミュージシャンとして絶大な信頼を置いている石崎ひゅーいさんと歌うということにも、「糸」という曲の人と人とをつなぐ不思議な力を感じます。瀬々監督、菅田将暉さん、石崎ひゅーいさん、映画の中の漣と葵、すべての人がこの「糸」によってつながっています。そして何より、僕と映画「糸」をつなげてくれた「糸」という楽曲に、心から感謝をしています。この「糸」が、みなさんの心の奥でたくさんの「糸」を紡いでいきますように。
瀬々敬久監督 コメント
作っていく最後の最後で、『糸』という映画の終わりを、人の体温というか、生身の人間の暖かさみたいなものでくくりたい。
そう思い至りました。ふと思い出したのが、以前、菅田さんが音楽スタジオでギター一本の伴奏でちょっと歌ってみましたという感じの「糸」の歌でした。関係者に聞かせてもらっていたその歌が、強く印象に残っていました。
菅田さんの立場で考えるなら出演する映画に自分の歌声が入ること、様々な葛藤もあったことだと思います。
ですが、引き受けていただけました。
できあがった曲は、菅田さん、ひゅーいさんの歌声に切実さと切なさがあって、一途な思いが映画の最後の最後で再び響くような感覚でした。いいなあ、と思いました。
ああ、これだなと。やっと映画が終われたと。
菅田さん、ひゅーいさん、そして亀田さんに感謝です。