柴咲コウが“35歳の少女”に!5年ぶり地上波民放連ドラ主演
女優の柴咲コウが、日本テレビ系10月期放送の「35歳の少女」(毎週土曜22:00~22:54)で、約5年ぶりに地上波民放連続ドラマの主演を務めることが11日、明らかになった。脚本は「過保護のカホコ」「同期のサクラ」などの遊川和彦。本作で35歳の少女という謎めいた設定の主人公にふんする柴咲は、「等身大の自分とは違う人物を演じられるのが楽しみです。1話の台本を読み、自然と感情が揺れ動きました。望美が、望美の周りの人達がどうなっていくのか、毎回次の台本が届くのをワクワクしながら待っています」とコメントしている。
「25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の子供だった」というコピーがつけられた本作。詳細は明かされておらず、舞台は1995年と2020年。大平太プロデューサーいわくキーワードは「35歳、25年、10歳」で「もの凄いスピードで成長していく人間の物語」が展開するという。
ヒロイン・今村望美を演じる柴咲は、近年では大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)やWOWOWドラマ「坂の途中の家」(2019)の主演を務め、朝ドラ「エール」(放送休止中)のオペラ歌手役も話題に。今年5月22日に岡田准一らと共演する映画『燃えよ剣』が公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、公開延期となった。地上波民放連ドラ主演は、2015年の日本テレビ1月期の「〇〇妻(まるまるづま)」以来となる。
柴咲は「脚本の遊川さん、プロデューサーの大平さんとは「〇〇妻」の時にご一緒しておりますが、この作品では皆で奇譚なく意見を言い合ってより良い作品を作り上げていきたいです。たくさんの方に見ていただき、皆様の心に残る作品になれば嬉しく存じます」と脚本の遊川、大平プロデューサーとの再タッグに期待を寄せている。
演出を「〇〇妻」や「家売るオンナ」シリーズ、「奥様は、取り扱い注意」(2017)などの猪股隆一が務める。(編集部・石井百合子)