田中圭、土屋太鳳と夫婦役！『哀愁しんでれら』結婚式シーンも
土屋太鳳が主演を務める映画『哀愁しんでれら』（2021年早春公開）に、田中圭が出演することが発表された。田中は、土屋演じるすべてを失った女性・小春に手を差し伸べて結婚する泉澤大悟にふんする。
本作は、『3月のライオン』（2017）、『ビブリア古書堂の事件手帖』（2018）などの脚本を務めた渡部亮平による完全オリジナル脚本で描く。児童相談所に勤める平凡な女性・小春（土屋）は、一晩の怒涛の不幸ですべてを失うが、王子様のように優しく裕福な開業医・大悟（田中）と出会う。彼のプロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がり、幸せな新婚生活を始めたある日、小春は前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう。
田中演じる大悟は、若くして成功しているイケメン開業医。前妻を事故で亡くし、8歳の娘を男手ひとつで育てている。度重なる不幸にあった小春に救いの手を差し伸べるが、彼女にはまだ知られていない裏の一面が……という役どころ。土屋とは『図書館戦争 THE LAST MISSION』（2015）、近日公開予定で夫婦役を担う『ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～』と映画共演は3度目となる。
田中は、「なによりも土屋太鳳さんという女優がこの作品に挑戦することにとんでもなくワクワクしました！ 近くで見てみたいと思い、お話を受けさせていただきました。久々の共演になる土屋太鳳さんは相変わらず天使のようでした。彼女の独特の感覚は本当に毎度唸るほどに面白く、刺激的な毎日でした」とコメントを寄せている。
土屋は「大悟さんは田中圭さん。と聞いた瞬間、心の中で急になにかがすごく納得して、パズルのピースが合ったような感覚になりました。『圭さんが演じる大悟さんに小春として出会いたい』と感じたのと『やります』と答えたのが、同時でした」と監督から4度目のオファーで出演を承諾した理由の一つが田中の出演だったという。
公開された場面写真では、結婚式を迎え、大勢の人に祝福され幸せそうな小春と大悟の姿を見ることができる。大悟は、小春を幸福へと導く白馬の王子様なのか、狂気へと誘う毒男なのか本編への期待が高まる場面カットとなっている。（編集部・梅山富美子）
田中圭コメント全文
人は常に何かの選択をしていて、その時には決して間違った選択ではないはずなのに、その選択が少しずつ本人を蝕んでいってしまうストーリーがゾッとする程おもしろく、恐ろしく、他人事ではないかもしれない世界に飛び込んでみたいと脚本を読んで思いました。そして、なによりも土屋太鳳さんという女優がこの作品に挑戦することにとんでもなくワクワクしました！ 近くで見てみたいと思い、お話を受けさせていただきました。久々の共演になる土屋太鳳さんは相変わらず天使のようでした。彼女の独特の感覚は本当に毎度唸るほどに面白く、刺激的な毎日でした。しかし、当然小春は土屋太鳳さんではなく。彼女が毎日必死に生きた小春をぜひ楽しみにしていてください！ 小春の選択はどこで狂ったのか。みなさんに責められますか？ 劇場でお待ちしております！