『ジュラシック・ワールド』第3弾は来年6月全米公開!グラント博士ら人気キャラ再登場
映画『ジュラシック・ワールド』シリーズ第3弾『ジュラシック・ワールド:ドミニオン(原題)/ Jurassic World: Dominion』が、2021年6月11日の全米公開に向けて、現在イギリスで製作が進んでいる。
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監督には、1作目のメガホンを取ったコリン・トレヴォロウが復帰。エミリー・カーマイケルと共に脚本も執筆している。オーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードの続役はもちろん、第3弾にはサム・ニール(グラント博士役)、ローラ・ダーン(エリー役)、ジェフ・ゴールドブラム(マルコム博士役)といった『ジュラシック・パーク』シリーズの主要キャストも出演。三人の出番について、サムは「全編を通して登場する」と Yahoo Movies UK で明言しており、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』でのマルコム博士のようなカメオ出演的な扱いではなく、主要キャラとしての役割を果たす可能性が高い。
副題の「ドミニオン(Dominion)」という単語には、“支配権、主権”といった意味がある。前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で恐竜たちが世界中に放たれ、第2弾から1年後が舞台の短編映画『バトル・アット・ビッグロック(原題) / Battle at Big Rock』(映画の米公式YouTubeチャンネルで公開中)では人間の暮らしに恐竜が入り込む様子が描かれたことから、第3弾は恐竜と人間の関係性が大きく変化しているかもしれない。
また、『ジュラシック・ワールド』シリーズは以前から3部作構成が伝えられていたが、プロデューサーのフランク・マーシャルは、本作でのシリーズ完結をColliderで否定。「恐竜たちは、今や私たちの住む本島に上陸した。私は、彼らがしばらくそこに留まることを望んでいる」と語っており、「新時代の始まり」にふさわしい作品であると強調している。本作では、シリーズで初めて雪原が舞台の一つとして登場することも判明しており、恐竜の種類やロケーションなどにも変化が見られそうだ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、撮影は3月半ばに一度中断したものの、現地時間7月6日に再開。一部メディアでは再開初日にクルーのコロナ感染が確認されたとも報じられたが、米ユニバーサルは Comic Book に宛てた声明で報道を否定している。16日には、ブライスが、激しいスタントに挑んだ際に身体中アザだらけなった写真をTwitterに投稿しており、公開に向けて撮影は順調に進んでいる。(編集部・倉本拓弥)