『コンフィデンスマンJP プリンセス編』興収40億円超を狙える出足!
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の初日舞台あいさつが23日に行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也らおなじみのメンバーに加え、今作のゲスト・白濱亜嵐、関水渚、古川雄大の7名が登壇した。配給の東宝によると、23日15時時点の動員と週末の座席予約数を考慮すると、大ヒットを記録した前作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』(興行収入29.7億円)の成績を確実に上回る興行収入40億円突破が狙える出足となったという。
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本作は、2018年に放映されたドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版シリーズ第2弾。香港でし烈なだまし合いを繰り広げた詐欺師たちが、今度は大富豪一族が抱える遺産を狙うさまが描かれる。
主人公ダー子役の長澤は「今日この日を迎えることができ、安心したという気持ちと、感慨深い思いでいっぱいです。2か月半くらい遅れての公開になりましたが、延期になってからも、『この作品を観たい!』という士気が高まっている気がして、ファンがたくさんいてくれることを感じ、なんだかうれしい気持ちでした」とあいさつ。東出は「本当に楽しい現場でした。本日はトークの中でその雰囲気を皆さんに伝えられればと思っています」と語り、小日向は「たくさん見ていただくことで、『また来年も(新作が公開)……』ということになりますので、ぜひ友達に宣伝をよろしくお願いします!」と続けて笑いを誘った。
「『プリンセス編』の魅力を一言で言うと?」というトークテーマでは、それぞれのキャストがフリップで回答した。「FAKE」と書いた長澤は「劇中でいろんな人になりすましてダマしていくのがすごく楽しいので、FAKE、嘘や偽りという『コンフィデンスマンJP』ならではのものに魅力に感じています」と説明。「ド派手」と回答した白濱は「キャストも豪華だし、ロケーションもマレーシアで撮影したりと、この映画の規模がとにかくド派手! 僕自身も休みの日、ジェットスキーで島中を回ったり、楽しませてもらいました。見たプール、見た海には全部入りました(笑)」と打ち明け、その満喫ぶりにキャスト陣も驚いていた。
さらに、本作でダー子たちが狙う「10兆円の遺産」に絡め、「10兆円あったら何に使いますか?」というトークテーマではクロストークで大盛り上がり。小日向は「映画『コンフィデンスマンJP』を100本ぐらい作る! そして『寅さん』を抜く!」と楽しそうに話し、長澤からの「1本にすごいお金をかけるっていうのはどうでしょうか?」という提案に、「宇宙に行けるよ!」と大喜び。「それいいですね!宇宙に行きましょう!」と長澤も乗っかり、キャスト陣で「月面編」の構想を立てて笑い合った。
長澤は「“愛すべきコンフィデンスマンたち”がみんなそれぞれ、映画の中で頑張っています! その姿をたくさんの人に観ていただきたいと思います。そしてこの世界がいつまでも愛され続けると良いなと思っています。過去作も、今回の作品も、ずっとずっと、たくさんの人に観ていただけるようにこれからも“コンフィデンスマン”として頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。」と本シリーズへの熱い思いを語っていた。(編集部・市川遥)
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は公開中