石田スイ、初の大規模展覧会開催 「東京喰種」「ジャックジャンヌ」の制作過程明らかに
「東京喰種 トーキョーグール」シリーズで知られる漫画家・石田スイの初の大規模展覧会「石田スイ展[東京喰種 JACKJEANNE]」が開催されることが29日、明らかになった。漫画「東京喰種 トーキョーグール」シリーズ、ゲーム「ジャックジャンヌ」の制作過程が、イラストや資料などで明かされる。開催時期、場所は決まり次第告知される。
2021年に画業10周年を迎える石田。「東京喰種 トーキョーグール」シリーズは石田のデビュー作で、2011年から2018年まで週刊ヤングジャンプで連載。人間と、人間を捕食する喰種の戦いを、ある事故を機に半喰種となった平凡な青年カネキの視点で描くダークファンタジーで、全世界累計発行部数4,400万部を突破。日本のみならず全37の国・地域で刊行され、小説、テレビアニメ、ゲーム、舞台、実写映画と幅広い分野で展開された。原作が完結したのちもゲーム「荒野行動」とのコラボなどで話題を呼んでいる。
本展では“石田スイの世界を追体験、~ゼロから作品が生まれるまで~”をテーマに、2作品の制作過程が、音楽と展示・造形の融合により提示される。(編集部・石井百合子)