ハリウッド版『ゴジラ』ブライアン・クランストン、新型コロナに感染していた
ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)や大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」などで知られる俳優のブライアン・クランストン(64)が、新型コロナウイルスに感染していたことを、自身のInstagramで明かした。
現地時間30日、ブライアンは、Instagramに投稿したビデオ内で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染していたことを告白。「幸運なことに、症状はとてもおだやかなものだった」というが、軽い頭痛、息苦しさ、味覚・嗅覚障害があったという。
感染予防対策については「かなり厳しくプロトコル(規則)を守っていたが、……それでも感染してしてしまった」というブライアン。「15万人以上のアメリカ人が亡くなっていると思うと気が遠くなるよ。症状が軽かった僕は、幸運な人間のひとりだろう。この幸運に感謝して、わずらわしくてもマスクを着け、手を洗い、ソーシャルディスタンスを保つようにお願いしたい。僕らは勝つことができる。ただし、みんなが一緒になってルールを守ればね」と呼びかけた。また、新型コロナウイルスの研究や感染症患者の治療に役立てるため、UCLAで、自身の血漿を提供する様子も紹介している。
アメリカでは、依然として感染者が増加傾向にあると報じられており、ブライアンが言及したように死亡者数が15万人を突破した。ハリウッドで活躍する著名人では、トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、イドリス・エルバ、オルガ・キュリレンコ、ダニエル・デイ・キムなど、数多くのセレブが感染を公表している。(西村重人)