沢口靖子「科捜研の女」シーズン20放送決定！
女優・沢口靖子が主演を務める人気サスペンスシリーズ「科捜研の女」（毎週木曜・よる8:00～8:54）のシーズン20が、10月からテレビ朝日系で放送されることが明らかになった。
本作は、京都府警科学捜査研究所（通称・科捜研）の法医研究員・榊マリコ（沢口）と仲間たちが、最新科学や鑑定アイテムを駆使して、難事件の解明に挑むサスペンスドラマ。1999年のスタートから根強い人気を誇り、テレ朝によれば、現行テレビドラマでは最も続く長寿シリーズ。前シーズンは、2019年4月から2020年3月までの通年放送に挑み、平均視聴率11.6％（全34話）と、安定した人気を見せつけた。
「毎シーズン、新たな気持ちで取り組んでいますが、『season20』がはじまると聞いたときは“またマリコに会える！”という喜びでいっぱいになりました」という沢口は、マリコの変化を実感している様子。「科学一辺倒だったマリコはこの20年間で、人間をやさしく見つめる女性に成長しました。変わらないのは、真実を突き止めようという姿勢ですね。私自身もこの20年間で脚本を深く読み込むようになりましたが、作品に向き合う姿勢は変わっていないと思っています」と語る。
前シーズンの終了後、新型コロナウイルスの影響により世の中は大きく変化した。そのため、新シーズンでは「最先端の科学捜査や深みのある人間ドラマはこれまでと変わりませんが、新型コロナウイルスとともに生きる今の世界を踏み込んで描いています」という。「劇中でもソーシャルディスタンスを保つなどの取り組みを行っていますが、登場人物たちが距離を置くことでいい緊張感が生まれたり、ラボのセットを広く活用することでこれまでよりもレギュラーメンバーの個性が生きてきたり……と思いがけず新しさを感じています」
前シーズンでは、マリコと、科警研の女＝檀れい、後妻業の女＝鶴田真由、ぬか漬けの女神＝森口瑤子など、クセのある女性たちとの対決も話題となったが、マリコvs.○○な女のバトルは今シーズンも継続する。
もちろん、放送毎に呼ぶマリコ衝撃のカットも登場。番組では、前作の「マリコの壁ドン」「マリコ寿司を握る」「マリコ、池の水を全部抜く!?」に並ぶ「絶壁にぶら下がり、絶体絶命のマリコ」「マリコ激辛にチャレンジ!?」など、衝撃のカットを「各話で必ずお届けします」としている。
沢口をはじめ、土門薫役の内藤剛志、風丘早月役の若村麻由美、宇佐見裕也役の風間トオル、藤倉甚一役の金田明夫、日野和正役の斉藤暁、橋口呂太役の渡部秀、涌田亜美役の山本ひかる、佐伯志信役の西田健、蒲原勇樹役の石井一彰らが集結。脚本には、戸田山雅司、櫻井武晴がダブルメインで執筆に当たるほか、真部千晶、岩下悠子、李正姫、松本美弥子という実力派脚本家たちがシリーズを彩る。演出は、田崎竜太、森本浩史らシリーズに精通した監督陣がそろう。（編集部・入倉功一）