『銀魂 THE FINAL』は原作のラスト描く!空知英秋描き下ろしビジュアル公開
「週刊少年ジャンプ」で連載された人気漫画を原作としたアニメーション映画『銀魂 THE FINAL』(2021年1月8日公開)より、原作者・空知英秋が描き下ろしたビジュアルが公開された。あわせて、本作のストーリーが“原作のラスト”をベースに制作されていることが明らかになった。
空知がこの映画のために手掛けたビジュアルには、銀時・新八・神楽の万事屋トリオをはじめ、定春、近藤、土方、沖田、桂、高杉、妙、お登勢、キャサリン、たま、九兵衛、神威、星海坊主など総勢34人の姿が描かれている。「バイバイ、銀さん。」というお別れの言葉とともに、思い出の品を青空に投げるキャラクターたちの様子が印象的だ。
また、漫画「銀魂」にはかかせない歴代ジャンプ編集担当たちの中でも、「銀魂」ファンの中ではお馴染みの「銀魂」初代担当であり、現「週刊少年ジャンプ」メディア担当編集長である大西恒平が、最後の「銀魂」を見届けるために担当として帰ってきた。大西は「ONE PIECE担当して、編集長にまでなって、出世コース邁進してウハウハだったんですが、なんの因果かこのタイミングで、また最悪の戦場に戻ってきてしまいました……。責任とりたくないよ、恐いよ……」とコメント。
そして、昨年6月に連載を終えた空知の近況については「最近の空知先生は、連載してないし、コロナだしで、やること無いから、筋トレして、禁煙して、規則正しい生活を送って、無駄に長生きしようとしてます」と明かした。なお、空知はこの度公開されたビジュアル以外にも、様々なかたちで映画の製作に全面協力することが決定している。
『銀魂 THE FINAL』の物語が原作のラストをベースに制作が進んでいることも明らかに。詳しいストーリーは今後発表となるが、これまで「銀魂」を応援してきたファンの期待を裏切らないオリジナル要素も盛り込まれる予定だ。
空知による描き下ろしビジュアルは8月22日より上映予定劇場(一部を除く)で順次掲出される。同時配布されるチラシの裏面には過去の場面写真がちりばめられ、「銀魂」の歴史を振り返るものとなる。(編集部・小山美咲)