ノーラン祭りラスト!『インターステラー』IMAX上映決定
映画『TENET テネット』の日本公開が迫るクリストファー・ノーラン監督のSF大作『インターステラー』(2014)が、9月4日(金)から2週間限定でIMAX上映されることが明らかになった。同時に、『TENET テネット』の新映像も公開された。
『インターステラー』は、異常気象と飢饉により絶滅の危機に立たされた人類の新天地を求め、地球に家族を残して旅立つ宇宙飛行士を描いたSF巨編。常に本物を求めるノーラン監督は、昔ながらのミニチュア撮影や実物大セットを駆使して、圧倒的な宇宙空間を創造。ノーベル物理学賞受賞のキップ・ソーンの理論により、地球と宇宙で流れる“時間”のスピードは異なるという科学的考証に基づくギミックを用いながら、時間を超越した親子の絆が描かれた。
『TENET テネット』の公開を記念して、IMAXで再上映が実施された『ダークナイト』『ダンケルク』『インセプション』に続く“ノーラン祭り”の締めくくりとなる本作。上映にあたって、最新のIMAXレーザー版も制作された。
9月18日に公開を迎える『TENET テネット』は、主人公・名もなき男(ジョン・デイヴィッド・ワシントン)が、時間に隠された秘密を解き明かし、第3次世界大戦から人類滅亡を防ぐ無謀なミッションに挑むサスペンスアクション。ノーラン祭りで再上映された4作品の映像が交差する『TENET テネット』の最新映像では、名もなき男が時間の逆行する世界にたたずむ姿が映し出されており、ノーラン監督が再びキップ・ソーンに協力を求めて映像化した、新たな世界にも期待が高まる。(編集部・入倉功一)