磯村勇斗、オードリー春日ら「レンタルなんもしない人」ゲスト出演!藤井直樹も再び登場
テレビ東京で9日深夜0時12分より放送が再開される増田貴久(NEWS)主演のドラマ「レンタルなんもしない人」。10話に磯村勇斗、10話のショートストーリーにオードリーの春日俊彰、12話に松本若菜が出演することが決定した。
新型コロナウイルスの影響により放送を延期していた本作は、「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」と2018年6月Twitterに突如現れた「レンタルなんもしない人」こと森本祥司の仕事ぶりをドラマ化したもの。“なんもしない”主人公・レンタルなんもしない人(増田)が、依頼者と出会い、人の心を温める。
放送再開後の第一弾となる9日放送の9話は、「思いっきり恋人の惚気話を聞いてほしい!」で、恋人のことが大好きだが世間体を気にしている依頼者の永田知世役を土村芳、知世の恋人で天真爛漫でキュートな小川優季役を古川琴音が務める。同性同士の恋愛で周りに堂々と恋人の話をすることができずモヤモヤしている葛藤だけでなく、あたたかくかわいらしいカップル模様が描かれる。
10話では、「自分以外の生物がいる状態の自分を確認したい」と依頼をする滝口誠を磯村が演じる。ある時期を境に一人で暮らすことを余儀なくされた滝口は、自炊の料理を振る舞い、レンタルさんと一緒にお酒を飲む。そんななか、過去の過ちをこのまま一生誰にも話せないと思うと辛く聞いてもらいたいと、新たな依頼を申し出る。承諾したレンタルさんに、ある事件をきっかけに少年院に入っていたことを告白する。
10話のショートストーリー「筋トレ中に、筋肉たちに声援を送ってほしい」と依頼をする古橋役をオードリーの春日が担う。レンタルさんは、古橋が書いた「言われて嬉しいボディビルかけ声メモ」を見ながら筋肉たちに声援を送る。
12話の「形見の帽子をかぶり、一緒にお茶をしてほしい」と依頼をする森田希美(松本)は、好きだった人が自殺を図り他界。なにか自分にできることがあったのではと悔やんでいる。次会うときに渡す約束だった形見の白いハンチング帽をかぶったレンタルさんは、あることに気づく。
依頼のほかにも、家計が厳しくなってくるレンタルさんの家庭やレンタルさんの“アンチ”神林(葉山奨之)との直接対決、雑誌売り・金田(古舘寛治)の失踪といったレンタルさんだけでなく周りにも変化が訪れる。なお、11話には、神林の弟・颯太役の藤井直樹(美 少年/ジャニーズJr.)も再び登場する。
コメント全文
■磯村勇斗
Q:増田貴久演じるレンタルさんの印象は?
特別なにかを持った存在ではないが、どこか寄り添ってくれる。一緒に時間を共有するだけで心の穴を埋めてくれる。(増田さんの)レンタルさんからはそんな静かな優しさがにじみ出ていました。彼の目を見るとなにもかも浄化されるような感覚です。
Q:依頼者を演じてみて
今回演じた滝口は、人には言えない秘密を抱えている依頼者でした。誰にも言えない、どうしたら良いのかわからない。滝口を演じる上で彼の過去をしっかりつくることが必要だと感じました。そしてレンタルさんと会ったことによって、彼のバックボーンに隠されたものをどのように表に出していくか、悩みました。
Q:実際にレンタルさんに依頼するとしたら
普段一人で台本を覚えているのですが、時に、これ誰か相手役やってくれないかなと思うシーンがあるので、レンタルさんに「台本を覚えるのを手伝ってもらいたい」と依頼したいです。
■松本若菜
Q:増田貴久演じるレンタルさんの印象は?
本物のレンタルさんをテレビで知ったのですが、目の動きや佇まいがそっくりでした。苦しい辛い心を“なんもしない”ことでそっと包み込んでくれるような不思議な感覚を感じたのは、増田さんがレンタルさんになりきっていたからだと思います。実際の増田さんはとても優しく、気さくに話し掛けてくださったので、温かい空気感で撮影に挑むことができました。
Q:依頼者を演じてみて
わたしが演じた女性は、いろいろな想いを抱えてレンタルさんに依頼をします。答えのない答えを求めて苦しんでいる人だったので、演じた役の気持ちを引きずってしまいましたが、それも含めすごく素敵な役に出逢い、わたしのなかの世界観を一つ広げていただけた感じがします。
Q:実際にレンタルさんに依頼するとしたら
私は人口が少ない田舎で育ったので、行列に並んでお店に入ったことがなく、東京に来てランチの行列を見てビックリしました。どんなに美味しいと噂のお店だったとしても、直ぐに入れるお店を選んでしまうので、レンタルさんに並んでいただけるなら有難いなと思いました。