長澤まさみ、監督が厳しい!?『コンフィデンスマンJP』裏側明かす
長澤まさみが7日、都内で行われた映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の「子猫ちゃん大感謝祭!!~大ヒット御礼舞台あいさつ編~」に登壇し、制作の舞台裏を明かした。この日は、長澤のほか、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、江口洋介、田中亮監督も来場した。
本作は、2018年に放映されたドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版シリーズ第2弾。信用詐欺師のダー子(長澤)たちが大富豪一族の10兆円にもおよぶ莫大なる遺産を狙い、マレーシアの“ランカウイ島”で史上最大のコンゲームを繰り広げる。
先日行われたイベントでは、劇場版第3弾『コンフィデンスマンJP 英雄編』の製作が決定したことが発表されたが、今回は『プリンセス編』が興行収入33.5億円を突破したことが報告された。
「もう一回くらい大ヒット舞台あいさつができたらいいな」と話していた長澤は、「たくさんの方に映画館に行ってもらえたと感じられて、すごくうれしいです」と笑顔。さらに、「士気が上がりますね。みんなで力を合わせて楽しんでいただける作品になるよう努めていきたい」と第3弾に向けての意欲も見せると、江口らも次のオサカナ(ダー子たちのターゲット)について、ハリウッドの大スター、モーガン・フリーマンやレオナルド・ディカプリオ、レディー・ガガの名前を出すなど期待を寄せた。
人気を博すシリーズを作る上でのポリシーを問われた田中監督は、「荒唐無稽なストーリーやキャラクターなので、コメディーの部分は真面目にふざけて一生懸命振り切ることを最初に話し合い、身内で受けているからよしとせず、客観的に面白くないところは面白くないと言い合える関係をポリシーにしました」とコメント。
そんな田中監督に対して、長澤は「迷ったときに監督がちゃんとジャッジしてくれる。今くらいでいいのか不安になったときに、監督がハッキリと言ってくれるので助けられています」と感謝。一方の小日向は、「面白いシーンは本番一発で決めようと思っているのに、監督がテストの時から何度もやれって……。それをまさみちゃんがこぼしていた」とリーク。
長澤も「確かに厳しい」と同調するが、小日向の愚痴であることは明確なようで、田中監督は「(小日向演じる)リチャードは英国紳士がベースにあるけど、大体、小日向文世の顔が出できちゃうので、しっかりシメておかないと」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘っていた。(錦怜那)
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は全国公開中