菅田将暉のアー写は綾野剛が撮影!「MIU404」の現場で
7日に放送された菅田将暉のラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(毎週月曜25時~)に、俳優の綾野剛がゲストとして出演した。菅田と綾野は先ごろ最終回を迎えたTBS系ドラマ「MIU404」で共演。菅田は、ドラマの現場で綾野が撮影した写真が、新たなアーティスト写真(俳優の所属事務所が宣伝などで使用する写真)として起用されたことを明かした。アー写は、菅田の所属事務所であるトップコートの公式サイトに掲載され、コピーライトに綾野の名前が入っている。
【写真】綾野剛&菅田将暉『そこのみにて光輝く』完成披露の様子
「MIU404」は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などの野木亜紀子が脚本を務め、警察内部で“何でも屋”と揶揄される初動捜査のプロフェッショナル「機動捜査隊」(通称:機捜)の活躍を描く刑事ドラマ。綾野は星野源と共にダブル主演を務め、星野演じる志摩とバディを組む直情型の巡査部長・伊吹に。菅田は裏カジノオーナー・エトリの爆死への関与が疑われ、伊吹&志摩の前に立ちはだかる正体不明の男・久住にふんした。
綾野と菅田はこれまで映画『そこのみにて光輝く』『ピース オブ ケイク』で共演。「MIU404」では、最終回でようやく顔を突き合わせて共演することとなり、綾野は「現場で会えた時『恋人に会っているような気分になった』」と回想。船上のシーンでは「将暉の顔を観なくても表情を想像できる信頼関係があったから、圧倒的に楽だった」と菅田への信頼をにじませた。
菅田が「剛君のこんなに人に愛情たっぷりの演技は久々」だというと、綾野も「伊吹みたいな人を演じているとポジティブになれる」と役への愛着を打ち明け、「少年漫画のエキスだけを突っ込んで演じた」とも。伊吹を演じている間は「ドラゴンボール」のような週刊少年ジャンプ系の漫画を読み続けていたことを明かした。
菅田がドラマ放送終了後の状況を問うと、綾野は初のロスに陥っていることを告白。「まだ浸っている感じがある。これまでそういうことないんだけど……。俺の中には伊吹が生きている。でも伊吹の中には俺が生きていない。最終回を観てそう思った。それが役者みょうりに尽きるけど寂しい。伊吹はいいやつだった」と吐露した。
「MIU404」の裏話では、菅田が最近アー写を変えたことを切り出し、「剛君が撮った写真」と紹介。綾野は「まさか自分が芝居以外で認めてもらえるなんて、思ってもみなかった」と恐縮。写真のコピーライトに自身の名前が入っていることに「恥ずかしいわ……」と照れていた。(編集部・石井百合子)