儚げな多部未華子…『空に住む』岩田剛典、大森南朋らの劇中カット
多部未華子が主演を務める映画『空に住む』(10月23日公開)から、多部、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典、大森南朋らが演じる登場人物たちの姿を捉えた劇中カットが公開された。
『EUREKA ユリイカ』などで知られる青山真治監督の7年ぶりの長編映画となる本作は、両親の急死により、叔父夫婦の住むタワーマンションの高層階で暮らすことになった直実(多部)が主人公。長年の相棒・黒猫のハルと共に住み慣れない場所に突然連れてこられた直実は、現実を受け止めきれないまま、浮遊しているかのような毎日を過ごす。
公開された場面カットでは、郊外の小さな出版社に勤める直実の後輩で妊婦の愛子役の岸井、直実の叔母・明日子役の美村、直実に手を差し伸べ、自身が持つ高級マンションへ呼び寄せた叔父・雅博役の鶴見辰吾、謎の男役の永瀬正敏、直実の上司で編集長の柏木役の高橋洋、コンシェルジュ・近藤役の柄本明、出版社代表・野村役の岩下尚史を見ることができる。
ほかにも、先日最終回を迎えたドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)で多部と共演した大森の姿が。多部は、あまり感情を表に出すことが得意ではない直実を演じ、大森は直実が過去に担当した小説家・吉田にふんする。
さらに、直実とエレベーターで偶然出会う日本を代表するスター俳優・時戸森則(岩田)は、花束を持って座り込んで意味深な表情を浮かべている。(編集部・梅山富美子)