ローランド・エメリッヒ監督『ミッドウェイ』真珠湾攻撃シーン公開
映画『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、第2次世界大戦における日米激突の運命を分けた海戦を描く映画『ミッドウェイ』から、歴史が大きく動いた、真珠湾攻撃を描く本編シーンの一部が公開された。
エメリッヒ監督ならではの圧倒的スケールで、日米の激戦が描かれる本作。公開された本編映像は、日米が開戦にいたった真珠湾攻撃を捉えたシーンとなり、米ハワイ州の真珠湾に停泊するアメリカ海軍の艦隊と基地を、日本軍の攻撃部隊が急襲するさまが描かれる。
艦からほど遠い民家が揺れるほどの攻撃を受け、あ然とするばかりの現地アメリカ軍。「負傷者は艦内へ、他の者は戦闘配置」と立て直そうとするも、日本軍の艦上機部隊になすすべもなく甚大な被害を受ける。
20年に及ぶリサーチと、新たに発見された日本軍側の資料をもとに、歴史的な戦いを描く本作には、日本から、山本五十六役の豊川悦司をはじめ、浅野忠信、國村隼が出演。アメリカからは、『デッドプール』のエド・スクライン、『死霊館』シリーズなどのパトリック・ウィルソン、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイドらが出演し、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍情報部による駆け引きを交えながら、ミッドウェイにおける激突が描かれる。(編集部・入倉功一)
映画『ミッドウェイ』は9月11日より全国公開