美しくて怖い!観月ありさ「わたどう」怪演に反響
ドラマ「私たちはどうかしている」(日本テレビ系・毎週水曜よる10時~)に出演している観月ありさの怪演が、注目を浴びている。
同名人気少女漫画をドラマ化した本作は、和菓子の見習い職人・七桜(浜辺美波)と、老舗和菓子屋・光月庵の跡取り息子・椿(横浜流星)が主人公。15年前に起こった光月庵の主人・樹(鈴木伸之)の殺害事件に翻弄されながらも、2人が惹かれ合う姿が描かれる。
観月が演じているのは、一人息子である椿に店を継がせようとする光月庵の美しい女将・今日子。突如現れ、椿と結婚することになった七桜を追い出すため、あの手この手で2人の仲を引き裂こうと執念を燃やす。七桜をとことん追い詰める今日子の姿が「怖すぎる」「恐ろしい」「迫力すごい」とSNS上にコメントが多数投稿されている。
16日放送の第6話では、樹と光月庵に尽くそうと嫁いできたにもかかわらず、一度も樹が自分に触れなかったこと、樹と七桜の母親である百合子(中村ゆり)が想い合っていることを知り、絶望に突き落とされた今日子の悲しい過去が明らかに。怒りと憎しみに囚われた今日子について、「切ない」「悲しい」「かわいそう」といった同情の声も上がっている。
これまで数多くのドラマの主演を務め、「ナースのお仕事」の朝倉いずみなど天真爛漫で明るい役や、「斉藤さん」のように芯の強い女性を演じることが多かった観月だが、本作では、初の悪役に挑戦。観月はキャスト発表時に、「毎回、視聴者のみなさまに『わぁ出た!』『またすごいことしてる!』と今日子を見るのが楽しみになっていただけるよう、パワー全開で演じていきたいと思っています!」とコメントを寄せており、その言葉通り、多くの視聴者を圧倒しているようだ。
30日放送の第8話(よる9時から2時間スペシャル)が最終回となる本作。七桜と椿の仲を散々かき回してきた今日子が、どんな結末を迎えるのか期待が高まる。(編集部・梅山富美子)