『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット再撮影にキャスト集結
途中降板したDC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)のディレクターズカット版を、2021年に動画配信サービス HBO Max で配信予定のザック・スナイダー監督が、一部のオリジナルキャストを集めた再撮影を計画していると The Hollywood Reporter が報じた。
【動画】ザック・スナイダー監督版『ジャスティス・リーグ』(11月23日日本公開)
スナイダー監督の降板後、マーベル映画『アベンジャーズ』(2012)のジョス・ウェドンが完成させた『ジャスティス・リーグ』を、当初の構想に従った“スナイダー・カット”としてリリースする本作。新たなカットが追加された、各話1時間、全4話のミニシリーズとなり、4話をまとめた長編版も配信される予定となっている。
同サイトによると、スナイダー監督は、1週間程度の撮影を10月に予定しており、バットマン役のベン・アフレック、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、スーパーマン役のヘンリー・カヴィル、そして、サイボーグを演じたレイ・フィッシャーが参加するという。
再撮影が実施されれば、ヘンリーにとっては久々のスーパーマン役。ベンはエズラ・ミラー主演の新作『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』で再びバットマンを演じることになっており、同作にはフィッシャーもカメオ出演で交渉中とのこと。ただレイは、前回の再撮影時におけるジョス・ウェドンの振る舞いを「下劣で、虐待的」だったとTwitterで告発し、当時の製作陣も彼を擁護したと批判。これを受けて米ワーナーは、第三者による調査を約束するも、フィッシャーは、調査員が完全に独立した立場ではないとして聞き取りを拒むなど、騒動になっている。ガルは単独映画の続編となる『ワンダーウーマン 1984』が12月25日公開予定。(編集部・入倉功一)