映画『銀魂 THE FINAL』アフレコ終了!杉田智和ら万事屋キャストが思い明かす
「週刊少年ジャンプ」で連載された人気コミックをアニメーション映画化する『銀魂 THE FINAL』(2021年1月8日公開)のアフレコ収録が終了し、万事屋メンバーの声を担当した声優キャスト4人が作品への思いを語った。
シリーズ累計発行部数5,500万部を突破している空知英秋の人気コミック「銀魂」を原作とする本作。完全新作アニメで、これまでに公開された『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(2009)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013)に続く劇場版の第3作目となる。
今回、銀さんこと坂田銀時に声を吹き込んだ杉田智和をはじめ、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、高橋美佳子(定春役)の万事屋キャストがアフレコ収録後に思いをコメント。杉田は「最後の祭り、という意味では、自分のやるべき事は変わりません。我を忘れて楽しむ側ではなく、バランスを根底で支え続ける立場であるという事です。バカは良い、なら、良いバカである為に必要な事は何か? 寛大で余裕のある許容の精神です。ノリ悪いな! って言う輩は自分のリズムしか信じられない無軌道な存在です。気を付けましょう」と思いを述べる。
阪口は「ついに最後です! 今度こそ最後です! アフレコして確信しました、最後です! こんな御時世なのでアフレコ現場はバカ騒ぎとはなりませんでしたが、内容は間違いなし! でございます。お楽しみに!」と自信をのぞかせる。釘宮は「このご時世に万事屋3人揃って収録できて、正直なところ、それが何よりも嬉しかったです。銀魂としては久しぶりの収録で、私の思いすごしかもしれませんが何だか温かい雰囲気を感じました。物語はみなさまご存知の方も多いとは思いますが、銀魂最後のお祭り騒ぎ、一緒に盛り上がりましょう!! はじめましての方も、今ならまだ間に合いますっ!! ぜひー!!」と呼びかける。
高橋は「長いようであっという間の15年間でした。まさかこんなにも長く犬の役を、定春をやらせてもらえる事になるとは……嬉しい誤算でした!(お通ちゃんにももう一度会いたかったな?)映画ラストのひと鳴きに思いを込めたので、最後までお見逃しなく!「最後のバカ騒ぎ」万歳!!……本当に最後なのかな?(笑)」と熱い思いとともに、まだ信じられない「THE FINAL」についても思いを明かした。
あわせて、千葉進歩(近藤勲役)、中井和哉(土方十四郎役)、鈴村健一(沖田総悟役)の真選組メンバー役のキャスト陣も集結し、万事屋キャストとともに台本を持って笑顔を見せる写真も公開された。
また、銀さんの誕生日である10月10日には『銀魂 THE FINAL』の新たな情報が発表される予定となっている。(編集部・大内啓輔)