「ウォーキング・デッド」シーズン10、あの兵士は何者?第16話ラストに衝撃
ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン10の第16話が5日に放送され、謎の兵士たちが突如登場したラストシーンに、ネット上では「ファイナルシーズンへの伏線?」「あの兵士たちは何者?」など衝撃の声が見られた。(以下、第16話のネタバレを一部含みます)
【比較画像】似てる?『スター・ウォーズ』のストームトルーパー
第16話「絶体絶命」では、ダリル(ノーマン・リーダス)ら生存者たちと、ベータ(ライアン・ハースト)率いる敵集団“囁く者(ささやくもの)”の直接対決が最終局面を迎えた。ウォーカーの大群を利用して、生存者が避難したタワーを包囲するベーターに対して、ダリルたちはウォーカーを一掃するための誘導作戦を実行。コミュニティーを離れていたマギー(ローレン・コーハン)の帰還や、ベータと因縁があるニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)の協力もあり、囁く者との戦いに見事勝利した。
一方で、無線の相手ステファニーとの会合に向かうユージーン(ジョシュ・マクダーミット)たちにも急展開が。道中で出会ったプリンセス(パオラ・ラサロ)と共に待ち合わせ場所に到着したユージーン、エゼキエル(カリー・ペイトン)、ユミコ(エレノア・マツウラ)だが、ステファニーは現れず。諦めかけていた一行の前に、突然武装した兵士たちが姿を現す。ユージーンらを包囲した兵士は「武器を捨てろ」と忠告、困惑するユージーンの姿を映してドラマは幕を閉じた。
謎の兵士が白を基調とするアーマーを身に付けていることから、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する帝国軍の兵士、ストームトルーパーみたいと話題に。Twitterでは「突然の『スター・ウォーズ』感」「いきなりトルーパーが出てきて焦った」「想像以上にストームトルーパー」とそのビジュアルに反響が寄せられている。
この兵士たちは原作コミックでも描かれており、人口5万人の大規模なコミュニティー・コモンウェルスを守る軍隊組織として登場する。第16話のラストも、原作とは違うメンバーではあるものの、コミックに基づいたシーンとなっており、ドラマでのコモンウェルス登場を示唆している。
「ウォーキング・デッド」は、最終シーズンとなるシーズン11(全24話、2021~22年にかけて放送予定)を前に、シーズン10の追加エピソード6話が2021年に全米放送予定。ショーランナーを務めるアンジェラ・カンは、追加エピソードについて「キャラクター数名の物語に迫ると同時に、コモンウェルスについても言及するつもりです」とInsiderに語っており、兵士たちの詳細も明かされる可能性がありそうだ。(編集部・倉本拓弥)
「ウォーキング・デッド」シーズン10第16話は、10月8日よる9時~FOXチャンネルにて再放送(11日深夜1時~、26日よる11時~も放送)