柴咲コウの大泣きに「鳥肌」“35歳の少女”役で迫真の演技
10日、柴咲コウ主演の日本テレビ系10月期ドラマ「35歳の少女」(毎週土曜22:00~22:54)の初回が放送され、心は10歳、体は35歳のヒロインを演じた柴咲の熱演が話題を呼んでいる(※ネタバレあり。初回の詳細に触れています)。
「過保護のカホコ」「同期のサクラ」などの遊川和彦による脚本のもと、柴咲が約5年ぶりに地上波民放連続ドラマの主演を務める本作。第1話では、自転車でおつかいに向かう途中で事故に遭い、25年間意識不明だった望美(柴咲)が奇跡的に目を覚ますところから幕を開けた。
25年間、望美を看病し続けた母・多恵(鈴木保奈美)が歓喜するのもつかの間、今や一家は離散しており、望美を待ち受けていたのはあまりにも過酷な現実だった。初回の見せ場は、25年ぶりに自宅に戻った望美の退院祝いの場。母はショックを与えぬよう“幸せ家族”を演じることを元夫(田中哲司)、次女・愛美(橋本愛)に命じるが、望美の初恋の相手・結人(坂口健太郎)の訪問によって思わぬ事態に。それぞれの本来の姿がむき出しとなり、修羅場と化した。
35歳になった外見も受け入れられず、たった一人取り残されてポカンとする望美。そんな彼女にとって結人が「眠れる森の美女」の王子様になると思いきや、自身の転落人生を語り「目を覚まさないほうがよかったんじゃないか」とまくしたてる始末。あまりのショックに、望美が火が付いたように泣き出すシーンは多くの視聴者に刺さり、柴咲の熱演に「号泣した」「鳥肌が立った」「演技力ハンパない」といった感想が寄せられている。
第1話の視聴率は個人全体視聴率が5.8%、世帯視聴率が11.1%だった(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。
第2話では、母からは早く大人になるように急かされ、自分のせいで家族がバラバラになってしまったと知り、苦しむ望美の試練が描かれる。一方、愛美は元カレの気を引くために結人に恋人代行を依頼する。(編集部・石井百合子)