井ノ原快彦、息子役・道枝駿佑にギターをプレゼント
井ノ原快彦(V6)と道枝駿佑(なにわ男子)が13日、丸の内TOEIで行われた映画『461個のおべんとう』の完成披露試写会に来場し、親子を演じるにあたって行ったというコミュニケーションの数々を披露した。この日は井ノ原と道枝とともに、共演者の森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、兼重淳監督も姿を見せた。
井ノ原快彦&道枝駿佑が“親子”で登場!イベントの様子【写真】
本作は、バンド「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美のエッセイをもとに、離婚した主人公が高校生の息子のために弁当を作り続けるさまを描いた感動作。この日は、新型コロナウイルスの感染対策を施した上で一般の来場者も招待されており、大勢の観客を前にした井ノ原は「久しぶりにお客さんの前に立てて嬉しく思っています」と感激した表情であいさつした。
劇中では息子のために弁当を作るシングルファーザーを演じた井ノ原は、実際に作った卵焼きを息子役の道枝に振る舞っていたという。井ノ原が「何個も作ったのですが、一人で食べるわけにはいかないので、ミッチーにお昼ご飯の時に食べてもらいました」と振り返ると、道枝も「毎日、味を変えてくれていたので、今日はどんな卵焼きなのかなと楽しみでした」とコミュニケーションも万全だったようだ。
また、お互いの距離を近づけるために、井ノ原が道枝にギターをプレゼントしたこともあったそう。道枝は「同時期になにわ男子で全国ツアーのリハーサルをやっていて、その時にギターを披露するんですと言ったら、貸すよと言っていただいて。いつ返したらいいですかと聞いたら、あげるよ、と。先輩からもらった初めてのギターだったので、嬉しかったですね」と振り返る。対して井ノ原も「一生懸命練習していたから、大事に使ってくれそうな人だなと思ったので、お近づきの印です。今後、彼がギターを弾くシーンを見た方は、イノッチのおかげだと思ってください」とジョークを口にして、会場を沸かせた。
そんな二人は親子役ということで“タメ口協定”を結んだという。井ノ原は「(歳が)26も離れていますから。どうしたらいいかなと思って、タメ口協定を結ばせていただいたということです」と理由を明かした。(取材・文:壬生智裕)
映画『461個のおべんとう』は11月6日より全国公開