広瀬アリス、菜々緒に「正直ビビっていました」
女優の広瀬アリスが12日、都内で行われた22日スタートのテレビ朝日系ドラマ「七人の秘書」（木曜よる9時～）制作発表記者会見に木村文乃、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介、中園ミホ（脚本家）、花束贈呈ゲストのROLANDと出席。作品にちなんで登壇者の意外な一面も語られ、広瀬は菜々緒の印象を明かした。
本作は「ドクターX」「ハケンの品格」などの人気脚本家・中園が手掛ける痛快ドラマ。銀行や警視庁、大学病院、都庁など、表の世界でトップたちに仕える有能な秘書たちがわずかな報酬で人助けをする“影の軍団”として集められ、理不尽だらけの日本社会を裏で操りながら社会の弱者を救う姿を描く。
会見では“影の軍団”にちなんで登壇者の意外なエピソードも語られ、広瀬は菜々緒について「わたしのイメージはすごくクールで厳しくて、歯を見せて笑ったら、にらまれるんじゃないかというくらい、正直ちょっとビビっていました。でも、お会いしたら気さくでフレンドリーですし、現場も盛り上げてくださりますし、とても優しい方なんだなって思って大好きです」とべた褒め。
菜々緒といえば悪女キャラも定評だが、広瀬の言葉に対して菜々緒本人は「こうやって言っていただけるのはすごく光栄ですけど、わたしがそういうキャラに見えないから、ウソっぽく聞こえないかなってちょっと心配しました」と恐縮して笑いを誘った。
一方、菜々緒は広瀬について「天真爛漫なイメージがあったけど、ちょっとすっとぼけ感があって。ペットボトルが足元にあるのに『あれ？ ない？』って（立ち上がって）言うんですよ。ペットボトルは広瀬さんの中では消えて見えたのかなって。そういうすっとぼけが見えた時は愛らしいなって思いました」と広瀬の天然がかった可愛らしさを紹介。これに広瀬は「多いですね。携帯を探して、ないと思って、親に『携帯ないんだけど』と電話したら『あるじゃないの。今電話かけてるじゃない』というのはよくありますね」と照れくさそうに認める一幕も。
また、作品にちなんで登壇者の中で誰を秘書に指名したいかという話題になると、菜々緒は江口をリクエスト。「わたしは考え方が完全に男なので、そういう意味で男の人と仕事をしているほうが意外とスムーズなんじゃないかと」と自身を分析していた。（取材・文：中村好伸）