モブキャラがゲームを救う?ライアン・レイノルズ『フリー・ガイ』本予告編公開
映画『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズが、ビデオゲームのモブキャラにふんする主演最新作『フリー・ガイ』から、現実とゲームの世界が交差する、ユニークな世界観の一端を捉えた本予告編が公開された。
本作は、自分がゲーム内のキャラクターだと気づいた一人のモブキャラが、世界の平和のために奮闘するアクションコメディー。『デッドプール』でルール無用の破天荒ヒーローを演じたライアンが、ゲームのルールを無視して、平凡な毎日から抜け出す主人公・ガイを演じる。
銀行の窓口で働きながら、ひたすら繰り返される生活にうんざり気味のガイは、ある時、謎の美女モロトフ・ガールに一目ぼれ。熱烈にアプローチするが、実は彼女は現実のゲームプレイヤー。この世界の真実を知ったガイは、「たとえゲームの世界でも、ここは僕のすべてなんだ!」と勝手にゲーム世界の平和を守りはじめる。
予告編では、火炎放射器を持った男が街を歩き、戦闘機や戦車が行き交う、自由すぎるフリー・ガイの世界が明らかに。しかし、突如現れた謎の“いい人”ガイの存在に、現実世界は大混乱。ゲームのシャットダウンが実行されようとするなか、ガイの呼びかけにモブキャラたちが立ち上がるさまが映し出されている。はたして、ただの“モブキャラ”は、ゲームを救う主人公になれるのか。
ガイが恋するモロトフ・ガールを演じるのは、ドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」でエミー賞主演女優賞を受賞したジョディ・カマー。そのほか、Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のスティーブ役で知られるジョー・キーリーや、『ジョジョ・ラビット』『マイティ・ソー バトルロイヤル』などの監督で俳優・コメディアンのタイカ・ワイティティらが出演。『リアル・スティール』『ナイト ミュージアム』のショーン・レヴィが監督を務めた。(編集部・入倉功一)
映画『フリー・ガイ』は2021年1月8日より全国公開