誰だかわからない!『ザ・バットマン』ペンギン役コリン・ファレルが大変身
イギリスで行われた、ロバート・パティンソンが新たなバットマンを演じる映画『ザ・バットマン』の撮影現場にて、特報の時点からその変貌ぶりが話題を呼んでいた、ペンギン役を務めるコリン・ファレルの鮮明な姿がキャッチされた。
『ザ・バットマン』は、新『猿の惑星』シリーズのマット・リーヴスが監督・脚本を手がけ、若き日のバットマンの活躍を描く新作映画。「バットマン」の顔である悪役たちも、完全にヴィランとなる前の姿が描かれるといい、コリンは、1992年公開の『バットマン リターンズ 』でダニー・デヴィートも演じたペンギン役で出演している。
リバプール中心街のセント・ジョージ・ホールで行われた撮影には、バットマン=ブルース・ウェイン役のロバートをはじめ、キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役のジョン・タトゥーロ、そして、特殊メイクで変身したコリンの姿が。特報映像が公開された時点でも話題を呼んでいたペンギンの姿だが、薄い髪にシワだらけの前額部、傷跡のような凸凹の肌、膨れたほおなど、鮮明な写真で見ると、ハンサムなコリンの面影は全くない。
スーツにレザーコートをまとったその姿は、ティム・バートン版でデヴィートが演じたペンギンと比べると、よりリアルな風貌に見受けられるが、彼はいかにして悪役となるのか。そのほか本作には、なぞなぞ好きの悪役リドラー役でポール・ダノも出演。バットマンをサポートするアルフレッドとジェームズ・ゴードンは、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。全米公開は再来年の2022年3月4日予定。(編集部・入倉功一)