ラッパー般若、初の長編ドキュメンタリー『その男、東京につき』公開決定
日本のヒップホップシーンを代表するラッパー・般若の長編ドキュメンタリー映画『その男、東京につき』が、12月25日より全国公開されることが決定した。42歳の誕生日となる10月18日の公開発表にあたり、般若は「全米が泣かなくて申し訳ありませんでした。深く貴方の心に突き刺します」とコメントを寄せている。
これまで、ヒップホップにとどまらず日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきた般若。『その男、東京につき』は、東京・三軒茶屋で育ち、MCバトル番組「フリースタイルダンジョン」においては、自ら返上するまで“ラスボス”に君臨し続けるなど、一線で活躍する般若に密着した、初の長編ドキュメンタリーとなる。
壮絶ないじめ経験、音楽との出会いとジレンマ、自殺をも考えた過去。いくつもの困難に行先を絶たれながらも、書くこと、そして歌うことだけは辞めなかったという般若。そんな彼が、今まで語られることの無かった父への思いや、世界を一変させたコロナ禍における今後の思いを赤裸々に語る。
公開された特報映像では、ワンマンライブを成功させた日本武道館のステージを中心に、楽曲制作に打ち込む姿や、ヒップホップへの思いを語る般若の姿が。壮絶な過去を経て上り詰めたステージにおけるパフォーマンスにも、期待が高まる仕上がりとなっている。(編集部・入倉功一)
映画『その男、東京につき』は12月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開