窪田正孝&芦田愛菜『映画 えんとつ町のプペル』で共演!プペル&ルビッチ声優に決定
俳優の窪田正孝と芦田愛菜が、絵本作家でお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が絵・文・監督を務めた絵本を長編アニメーション化した『映画 えんとつ町のプペル』(12月25日全国公開)で、声優を務めることが明らかになった。声優陣の発表に合わせて、本予告編も公開された。
『えんとつ町のプペル』は、厚い煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間のプペルが「星を見つける旅」へと出る冒険物語。アニメでは、窪田がプペルの声を、芦田がルビッチの声を担当。互いに支え合いながら、夢を信じてはいけない町で星を信じ続ける2人を演じる。
そのほかにもバラエティー豊かなキャストが集合。ルビッチの父・ブルーノを演じるのは、西野がキャラクターのモデルにしたという落語家の立川志の輔。さらに、ルビッチの母・ローラを小池栄子、おしゃべり鉱山泥棒のスコップをオリエンタルラジオの藤森慎吾、えんとつ町を統べるレター15世を野間口徹、星を信じるルビッチを笑う少年アントニオを伊藤沙莉、影の独裁者・トシアキを宮根誠司、アントニオの友達デニスをボーイズグループ・JO1の大平祥生、えんとつ掃除屋のスーさんを飯尾和樹(ずん)、アイパッチを山内圭哉、掃除屋のボス・ダンを國村隼が演じる。
制作は『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』などの名作アニメを手掛けたSTUDIO4℃、監督は『ベルセルク』シリーズや『ハーモニー』でCGI監督を務めた廣田裕介が担当。原作者の西野は、製作総指揮と脚本も担当している。
予告映像では、HYDE(L'Arc-en-Ciel)によるオープニング主題歌「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」に乗せ、ハロウィンの夜に現れたプペルに星の存在を嬉しそうに語るルビッチの姿が。緻密で繊細なえんとつ町の情景や、ゴミ人間・プぺルを演じる窪田の「トモダチって何ですか?」という優しく無垢な声、ルビッチを演じる芦田が星を信じない町の住人たちに「あの煙の向こう側を誰か見たのかよ!」と言い放つ、渾身の叫びにも注目だ。(編集部・入倉功一)
<窪田正孝・芦田愛菜のコメントは以下の通り>
窪田正孝
原作の絵本を読ませていただいて、本当にワクワクするストーリーで、大人になって忘れかけていた心を思い出させてくれる温かいストーリーで本当に感動しました。
プペルは生まれたてのような、何者にも染まってないピュアなキャラクターです。ルビッチと一緒にいることで様々な感情や言葉を知り、お互いを信じ合い一緒に成長していきます。いま当たり前だったことが出来なくなり、人との距離や制限が生じてしまった一年でした。だからこそこの作品は、2020年に公開すべき映画だと思います。
人との出会いや絆もそうですが、不安を乗り越えるには信じる気持ちが大切だし、信頼する人が近くにいてくれたら、それだけで気持ちが少し楽になる。
大人の方にこそ観て欲しい映画だと思うので、是非劇場でご覧下さい。
芦田愛菜
声優のお話をいただき、絵本を読ませていただいたのですが、すごく絵がかわいくてストーリーも素敵で、しかも自分がルビッチの声をやらせていただけると聞いて、すごく嬉しかったです。
ルビッチは、本当は不器用で人付き合いが苦手で、ちょっと気弱な男の子ですが、どれだけ批判を受けても夢を忘れず、大好きなお父さんが言っていたことを信じ続けられたのは、友達であるプペルの存在が大きかったと感じるので、私もそういう友達を大切にしたいなと思いますし、自分も友達にとってそういう存在であれたらいいなと思いました。
ルビッチのように、夢に向かって一歩踏み出してみようとか頑張ってみようと思える作品だと思いますのでたくさんの人に観ていただきたいです。