『フラッシュダンス』配信シリーズとしてリブート企画進行中
1980年代を代表するヒット作『フラッシュダンス』(1983)のリブートが、配信サービス向けのテレビシリーズとして企画されていると The Hollywood Reporter が独占で報じた。
『フラッシュダンス』は、プロのダンサーを夢みる女性を描いた、ジェニファー・ビールス主演の青春映画。アカデミー賞歌曲賞を受賞した楽曲「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」のヒットも相まって、当時一世を風靡(ふうび)した。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの映画プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーにとって初の大ヒット作でもある。
同サイトによるとリブート版では、バレエダンサーを志してストリップクラブで働く黒人女性が、恋愛やお金、芸術、友情にまつわる問題に直面しながら、現実のなかで自分の場所を見つけるために奮闘する姿を描く。脚本は「理想の夫婦の別れ方」などのトレイシー・マクミラン。「Lの世界」などのアンジェラ・ロビンソンが製作総指揮とパイロット版の監督を務め、『インターステラー』(2014)などに携わり、オリジナル版で製作補を務めたリンダ・オブストも製作総指揮として製作にかかわる予定だという。
大手メディア・CBSとパラマウント・ピクチャーズ等を傘下に置くバイアコムが、2021年に展開する予定のストリーミングサービス「Paramount+」向けのシリーズとして企画されているとのこと。「Paramount+」では、『ゴッドファーザー』(1972)の舞台裏を描くテレビシリーズや、大ヒットミュージカル『グリース』(1978)の前日譚(たん)なども企画されている。(編集部・入倉功一)