「エール」裕一が変わり果てた久志のもとへ…20週のあらすじ
連続テレビ小説「エール」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が10月26日から20週目を迎える(以下、今後のあらすじに触れています)。
裕一は再び大忙し!第20週「栄冠は君に輝く」場面カット【写真】
連続テレビ小説102作目となる「エール」は、作曲家の古山裕一(窪田正孝)と妻の音(二階堂ふみ)が音楽や仲間たちとともに前を向いて生きる姿を描く物語。10月26日からは第20週「栄冠は君に輝く」に突入する。
「長崎の鐘」を書き上げ、音楽への情熱を取り戻した裕一。仕事も殺到し、楽譜を置いた3つの机を行き来して作曲するなど、意欲的に曲作りに励んでいた。そんななか、戦時中に出会った新聞記者の大倉(片桐仁)からの依頼で「全国高等学校野球選手権大会」の楽曲を手掛けることになる。
一方、智彦(奥野瑛太)はラーメン屋の仕事を辞めて、貿易会社に就職。音はベルトーマス(広岡由里子)からラ・ボエームのオーディションを受けてみないかと勧められる。
ある日、裕一と鉄男(中村蒼)は、藤丸(井上希美)に案内されて久志(山崎育三郎)のもとを訪れる。戦後、自暴自棄の生活を続けていた久志。裕一は変わり果てた久志に立ち直ってほしいと思い、高校球児のために「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと頼むが……。
第19週では、劇作家の池田二郎(北村有起哉)と出会った裕一が、戦争の影が色濃く残る長崎へと赴く姿が描かれた。(編集部・大内啓輔)