ティム・バートン監督が「アダムス・ファミリー」実写ドラマ化へ!
「アダムス・ファミリー」の新たな実写ドラマシリーズ化が、MGM TV の下で進行中だとDeadlineなどが報じた。映画『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』などのティム・バートン監督がエグゼクティブプロデューサーとして交渉中であるほか、全エピソードでメガホンを取る可能性もあるという。
【画像】実写映画版でクリスティナ・リッチが演じたアダムス・ファミリーの長女ウェンズデー
メインの脚本家を務めるのは、テレビドラマ「ヤング・スーパーマン」のアルフレッド・ガフ&マイルズ・ミラー。二人はショーランナー(製作総責任者)のほか、バートン監督と共にエグゼクティブプロデューサーも担当する予定だ。現在、Netflixなどが同作の配給権を競り合っているところとのこと。
「アダムス・ファミリー」は、漫画家チャールズ・アダムスが1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタート。1960年代にテレビシリーズやアニメシリーズが制作され、1991年の実写映画は続編も制作される大ヒットを記録、日本では今年9月にアニメーション映画版が公開されたばかりだ。不気味な洋館に住む、不幸で忌まわしいものが大好きなモンスター一家の日常を描くシリーズは、多くのファンを獲得している。
今回の実写ドラマシリーズの舞台は現代で、アダムス・ファミリーの長女ウェンズデーの視点から描かれる予定だという。不気味でダークなコメディーは、まさにバートン監督にぴったりの題材。新たな名作が誕生することになるのか、期待がかかる。(編集部・市川遥)