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東京国際映画祭が開幕!土屋太鳳らレッドカーペットに登場

第33回東京国際映画祭

開幕!(レッドカーペットアライバル後に行われたオープニングセレモニーにて撮影)
開幕!(レッドカーペットアライバル後に行われたオープニングセレモニーにて撮影)

 第33回東京国際映画祭が31日に開幕した。東京千代田区にある東京国際フォーラムでレッドカーペットアライバルが行われ、『君は永遠にそいつらより若い』の佐久間由衣、『佐々木、イン、マイマイン』の藤原季節、『フード・ラック!食運』のNAOTO土屋太鳳、『10万分の1』の平祐奈らが参加した。

【写真】華やか!今年のオープニングセレモニー

 例年は六本木ヒルズアリーナでレッドカーペットイベントが開催されているが、今年は新型コロナウイルス感染予防対策のため観客を入れず、東京国際フォーラムのロビーでのレッドカーペットアライバルというかたちで実施された。作品毎にゲストが登場し、MCの質問に答えながら挨拶した。

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東京国際映画祭
主演作『佐々木、イン、マイマイン』で参加した藤原季節(レッドカーペットアライバル後に行われたオープニングセレモニーにて撮影)

 『佐々木、イン、マイマイン』監督・脚本の内山拓也は「名もなき戦士の映画を撮ろうと思って撮りました。苦しんできた人々の感情をすくいあげたいと思っていました。もちろん青春(映画)ではあると思うのですが、普遍的な人が生きるってどういうことなのかに対して真剣に撮りました」と丁寧に言葉を選びながら作品について紹介した。

 藤原は「青春映画というくくりや、それ以外にもたくさんのくくりがあると思いますが、何にもくくれない作品ができあがったと思います」と自信をのぞかせ、内山監督とともに脚本を務め、佐々木役で出演した細川岳は「主人公の悠二(演:藤原)は俳優を目指していて全然うまくいかない人生を歩んでいます。僕は悠二と同じような人生を歩んできました。ですが、映画が完成してこのような場所に立てて、今まで自分がやってきたことを少しだけ肯定してあげられるという気分です」と語った。

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 ヒューマンドラマ『フード・ラック!食運』では監督の寺門ジモンダチョウ倶楽部)とともにNAOTOと土屋が参加した。映画初監督の寺門について「お芝居に関しては見守ってくださる監督でしたが、お肉に関しては本当に厳しい監督でした。撮影で初めて“肉待ち”を経験しました」(NAOTO)、「お肉に関してもお芝居に関しても撮りたいものがハッキリとしている監督でした。それが心地よかったです。食べ物の気持ちがわかる方で、人の気持ちも察してくれる方。素晴らしい監督でした」(土屋)と撮影を振り返った。

 今年は役所広司が“映画祭の顔”であるフェスティバル・アンバサダーを務めている。「コンペティション」「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」を1つに統合した「TOKYOプレミア2020」部門に32作品が選出された。「東京グランプリ」をはじめとした各賞はなく、「TOKYOプレミア2020」の全作品を対象に観客の投票による「観客賞」のみが設けられている。

 「気鋭の表現者 深田晃司」と題して深田晃司監督の作品が特集上映されるほか、是枝裕和監督が企画に参加したアジアのクリエイターたちによるトークイベント「アジア交流ラウンジ」など様々な企画が行われる。(編集部・海江田宗)

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