日向坂46、久々ファンとの対面に「泣きそう」ドキュメンタリーロングランに感謝
6日、アイドルグループ・日向坂46のドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』の大ヒット&ロングラン上映御礼舞台あいさつが、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、日向坂メンバーから潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高瀬愛奈、東村芽依らが登壇。久々となった、おひさま(日向坂のファン)たちとの対面に感激の表情を見せた。
『3年目のデビュー』は、けやき坂46(ひらがなけやき)からの改名を経て、スターダムへと駆け上がった彼女たちに密着したドキュメンタリー。8月7日に初日を迎えた後も、ファンに支えられながら3か月に及ぶロングランを続け、現在も上映中。この日は、ファンへの感謝の思いを込めて、舞台あいさつが行われた。
コロナ禍において、オンラインミーティングなどは実施しているものの、ファンと直接対面する機会は久々だという日向坂メンバーたち。大勢の観客で埋まった会場内を見渡した齊藤が「泣きそう」と感激の表情を見せると、佐々木も「映画の上映って、1か月くらいなのかなという印象がありましたけど、わたしたちのドキュメンタリー映画を長い間公開してくださってうれしかったですし、わたしたちは(ファンに)直接お会いすることができなかったのですが、いろんな方法で感想を伝えてくれて。それが励みになったのは、おひさまの力だなと。何回も観てくださってありがとうございました」と感謝を述べた。
また、加藤は「ファンの方から感想をいただいたのもうれしかったんですけど、両親も観たよと言ってくれて」と切り出すと「おうちではお仕事の話をあまりしていなかったので、両親もこの映画を観て、こんなことをしていたんだねと知ってくれたので。すてきなドキュメンタリー映画を作っていただいて、しあわせでした。(両親は)泣いちゃったと言っていましたね」と報告し、会場は大盛り上がり。齊藤も「公開日に家族が映画を観てくれたんですけど、帰ってきたら本当にいいグループだねと言ってくれて。日向坂46に入れて良かったねと言われて。感動しました」と続けた。
さらに、思い出のシーンを尋ねられた加藤が「もちろん日向坂になってからも思い出深いんですけど、やはり、けやき坂46のシーンは全部思い出深くて。改名前のことも映画にして、皆さんに観てもらえるとは思っていなかったので」と振り返ると、佐々木も「こんなシーンも撮っていたんだと。2期生が入る前の、なんでもないシーンでもずっとカメラを回してくれて。そのシーンを自分たちで観られることがうれしかった」と感慨深げにコメント。彼女たちにとって、忘れられない日々が記録された一本であることを明かした。
またこの日は、本作のブルーレイ&DVDの発売が決定したことも発表。佐々木が「もちろん本編が丸々入っていますが、3時間のディレクターズカットも収録されています」と報告すると、会場からは思わずどよめきが。その様子に笑顔を見せた佐々木は「映画1本分以上の映像が入っているということで。皆さんにもおうちで観ていただきたいなと思います」と呼びかけていた。
今年は、アルバム発売など大活躍の一方で、新型コロナウイルスの影響で初の東京ドーム公演が延期になるなど、激動の1年となった。「今年は思うように活動できないこともあり、メンバーも先が見えない日々を過ごしていましたが、その時もおひさまの声を聞くと頑張ろうという気持ちになって。パワーをもらっていました」という佐々木は、「東京ドームは来年に延期になりましたが、もっとパワーアップした姿を見せられるように、気合が入っています。これからの日向坂をよろしくお願いします」と呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『3年目のデビュー』は公開中
ブルーレイ&DVDは2021年1月20日発売(ブルーレイ豪華版:9,000円+税、DVD豪華版:8,000円+税)