道枝駿佑演じる虹輝の寝起き姿!『461個のおべんとう』場面カット
映画『461個のおべんとう』(公開中)から、道枝駿佑演じる内気な高校生・虹輝の寝起き姿を捉えた場面写真カットが公開された。
バンド TOKYO No.1 SOUL SET の渡辺俊美によるお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)を映画化した本作は、高校に通う虹輝のために3年間おべんとうをつくり続けることを約束した父親・一樹(井ノ原快彦)の物語。お弁当を通じて、父子の絆が描かれる。
公開された場面カットでは、寝癖が少しついた虹輝が、牛乳を飲みながら一樹の作ったお弁当をボーッと見つめる寝起きの姿を見ることができる。このシーンの撮影では、飲んでいる際の「ごくり」という音が大きく飲みっぷりがすごかったため、録音部のスタッフも「これならアフレコ(撮影後の音や声録り)取らなくて大丈夫そうだな」と笑いながら安堵していたという。
道枝の撮影中のエピソードはほかにも。空豆の入ったお弁当が、教室で悪臭を放ってしまったことを一樹に問い詰めて文句を言うシーンでは、本番終了後、本当にお弁当が臭いのではないかと思い、道枝がお弁当を嗅いでいたため、兼重淳監督が慌てて「いま作ったばかりだから臭くないよ」と伝える一幕もあった。
18歳にして180センチ近くある身長と甘いマスクで人気沸騰中の道枝は、多数のドラマに出演経験があるが、本格的な映画の出演は本作が初めて。クランクインの前には不安もあったとコメントしたことも。撮影現場では、先輩の井ノ原が、動きやセリフの練習を一緒に行い、優しくフォローしていたこともあり、順調に撮影を重ねていったそうだ。その姿に監督は「言えばいうほどよくなる俳優だ!」と俳優としての対応力を絶賛していた。(編集部・梅山富美子)