小栗旬&星野源、再タッグはホームコメディで兄弟役!?
小栗旬と星野源が11日、都内で行われた映画『罪の声』(公開中)の大ヒット舞台あいさつに出席し、再タッグに期待を寄せた。この日は、共演の宇野祥平、原菜乃華、土井裕泰監督も来場した。
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かつて日本を震撼(しんかん)させた未解決事件をモチーフにした塩田武士のミステリー小説を、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」などの野木亜紀子の脚本により映画化した本作。35年前に起きた劇場型犯罪の真相を追う主人公の新聞記者・阿久津(小栗)が、京都在住のテーラー店主・俊也(星野)をはじめ事件の脅迫テープに声を使われた3人の人物にたどりつくさまが描かれる。
本作が映画では初共演となった小栗と星野。満席の会場を見渡すと、小栗は「とてもうれしいです。100%お客さんが入っている姿を見るのは久しぶりなので」と喜びをかみしめるようにあいさつ。新型コロナウイルス感染防止のため観客からの声援が禁止されている中、隣に立つ小栗から「源ちゃ~ん!」と声援を受けて笑みをこぼす星野も、「非常に感慨深いです。本当に来ていただいてありがとうございます」と頭を下げた。
ティーチインのコーナーで観客の一人から再共演の可能性について尋ねられると、小栗は星野が年上のため「兄弟もできるんじゃないかな」と想像しつつ、「ホームコメディみたいなものをやりたい」と返答。それには星野も「いいですね」とノリノリで、土井監督に「お願いします」とリクエスト。土井監督が「喜んで!」と快諾すると、会場から期待の拍手が沸き起こった。
数々のプロモーション活動でも仲の良い姿を見せてきた小栗と星野だが、互いの直してほしいところについて問われると、「特にないですね。僕は源ちゃんに迷惑をかけてきた人間なので」と小栗が話す一方で、星野は「ないね」と言いながらもある不満を告白。深夜に小栗から「元気?」とLINEメッセージが送られてくることがあるそうで、「飲みの誘いかな? と思って、元気だよって返事すると返ってこない……。もうちょっとキャッチボールしない? と思う」とぶっちゃけ。小栗にとっては単なる「生存確認」だそうだが、星野のかわいいお願いを「了解しました」と笑顔で受け止めていた。(取材:錦怜那)