草なぎ剛、東日本大震災から10年描くドラマ「ペペロンチーノ」に主演
草なぎ剛が、宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」で主演を務めることが決定した。2021年3月にBSプレミアム・BS4Kにて放送される。
本作は、宮城県牡鹿半島の海を望むイタリアン・レストランparadiso（パラディーゾ）を舞台にした群像劇。オーナーシェフの小野寺潔（草なぎ）は、東日本大震災でレストランを津波に流され自暴自棄の生活に陥るが、その後、なんとかレストランの再建を果たす。震災から10年となる2021年3月11日に仲間たちを店に招き、特別な思いを込めてある宴を開く。
草なぎは、「宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』に出演のお話をいただきとても光栄に思います。それと同時に、被災された方の役を初めて演じることになり少し緊張しています。台本に込められた思いを、小野寺潔の10年間を演じることを通してみなさまにお届けできるよう頑張ります」とコメントを寄せている。なお、草なぎは、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」では徳川慶喜役を務めるなど、話題作への出演が続いている。
脚本は、特集ドラマ「ラジオ」（NHK）や「BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸」（カンテレ・フジテレビ系）など、震災を題材にした作品を手掛けてきた一色伸幸が担当。撮影は、2020年12月を予定している。（編集部・梅山富美子）